夢のひと雫　日本むかしばなし

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日本むかしばなし

中秋の名月。
綺麗な満月ですね。
あなたは誰とそのお月様を眺めたのでしょう。
わたしはあなたを想いながら、
一人でこの月を眺めています。

今夜はなんだか寂しいから、
昔から伝わるおとぎ話を今日は語りましょう。

むかしむかしあるところに、吉三という猟師がおりました。
吉三は村はずれの小さな家に一人で暮らしておりました。
本来ならば、嫁をもらわねばならないのですが、
吉三には全くそんな気はありませんでした。

ある日のこと。
吉三は山へ狩りに出掛けました。
不思議なことに、その日は全く獲物がおりません。
途方に暮れて、家に帰ろうとしていたその時、
草むらの陰に何かが動くのが見えました。
吉三はそちらの方へ向かいました。
すると、そこには、怪我をしたウサギがおりました。
こりゃ、いい獲物がいるぞ。
吉三はそう思いました。
でも、そのウサギを見ていると、妙なことに、
怪我を手当てしてやりたくなりました。
吉三は怪我した前足に手ぬぐいを裂いて、巻いてやると、
ウサギは喜ぶように、ぴょんぴょん跳ねてどこかへ行きました。
吉三は、なんだか気分も良くなって、家に戻りました。

その夜のこと。
ガタガタ。
吉三がもう寝ようかとしているときに、外で物音がしました。
なんだろう。
吉三が外に出てみると、そこには奇妙な格好をした女がいました。
「今夜、良ければ泊めてください。」
女は言いました。
吉三は若くて綺麗な女に頼まれると断ることは出来ません。
そのまま部屋に招き入れました。
吉三の家は小さくて、女のための部屋など用意できません。
どうしようかと思っていると、女は吉三の布団に潜り込みました。
おやおや、俺はどこで寝ればいいんだ？
ちょっと困ったな。
そんな吉三の心を見透かしたのでしょうか。
女は吉三の手を取りました。
そして、そのまま自分の身体へと導いたのでした。

驚く吉三。
しかし、若い男です。
もう考えている余裕はありませんでした。
久々に触れる女の身体に、あっという間に興奮してきました。
吉三は夢中で女の身体を貪りました。
女は喘ぎ始め、すぐに身体は熱くなってきました。
吉三は、女の乳房を揉み、乳首を舐めました。
「んぁぁぁぁ」
女は甲高い声で喘ぎました。
そして女は吉三の上にのしかかってきました。
小さな口で吉三の胸をついばむように舐めています。
女の口は徐々に下に下がっていきました。
吉三はこんなコト初めてです。
女の大きな乳房が吉三の胸板を撫でながら移動していきました。
そして、女は吉三の欲棒を捉えました。

大きな乳房に挟み、先の方を口に含みました。
吉三はその眺めに一気に興奮が爆発しました。
女は白い樹液をすべて飲み込みました。

女は吉三の上に跨ると、一度発射してもまだ固い欲棒に手を添えて、
その上にゆっくりと腰を下ろしたのです。

吉三は本能のままに、下から女を突き上げました。
女は跳ねるように身体を揺らしています。
「あんっ、あんっ、んんっ・・・・あぁっ・・・いっ・・・あはぁぁぁぁ」
女の声は、吉三の官能をダイレクトに刺激します。
そして下から見上げる女の乳房が揺れる様子も、堪りません。
吉三は、女の声を聞きながら、一気にクライマックスへと登り詰めました。
「ウウウッ、イイッ、イクッ・・・」
吉三は女の奥深くへすべてを吐き出しました。

そしてそのまま、うとうとしてしまったようです。
目覚めたとき、女の姿はありませんでした。
吉三は慌てて外に出てみました。
外はまだ、夜更けでした。
そこに人の気配はなく、見上げると、綺麗な満月が微笑んでいました。
「お月さんにはウサギが住んでるらしいなぁ。」
満月の明かりを見ながら、吉三はそんなことを考えていました。
今夜は中秋の名月。。。。
昼間助けたウサギのことが、吉三の脳裏に蘇ってきました。

テーマ : ★官能小説★
ジャンル : アダルト

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