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「・・・さんっ、・・あさんっ、・・りあっ、まりあっ!!」
「えっ」
まりあが目覚めると、土井が真剣な表情でまりあの肩を揺すっていた。
「ぁ、土井さん・・・あの・・・」
「大丈夫ですか?」
「えっと。」
「ほら、キャンプ場、着きましたよ。」
「え?」
辺りは暗くなっていたけれど、遠くから人の笑い声が聞こえてきた。
「途中で道に迷って、俺が道を尋ねにいっている間にまりあさん、眠っちゃって。」
「え?」
「すみませんでした。俺の準備が悪いばっかりに。」
「・・・夢?」
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テーマ : 女が書く官能小説
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あぁぁ、何だか、ヘンな感じ。
身体中にぞわぞわとまだ快感が残っている。
あの影のような男は・・・吸血鬼?
そうなのかもしれない。
だって、与えられる快感は、これまでに感じたことがないほどだったから。
柏木さんに確かめようかとも思ったけど、
それも少し怖い気がして。
まりあは黙って、柏木さんに案内されるまま、館を出た。
どこに・・・連れて行かれるのかしら・・・?
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ドアの隙間の向こうでは、まだこの館の主とまりあが絡み合っていた。
土井は息を詰めて、ずっと恋いこがれ、今朝ようやく手に入れたまりあの身体が
他の男に蹂躙されているのを見つめていた。
瞬きすることすら忘れ、隣に柏木がいることすら忘れているに違いない。
しかし、そこには嫉妬や怒りと言った感情はなく、
ただひたすら、自分の愛する女性の乱れる姿に心を奪われ、
興奮しているのだった。
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気が付けば、もう4月。
桜の花が満開ですね。
随分とご無沙汰いたしました。まりあです。
年度末はいろいろありまして、
少々・・・・エロい気分からは遠ざかっておりました。
一つは、「We lost our way.」をどう収めようか、
少し行き詰まってしまっていたから。笑
もう一つは、全くプライベートなことなのですが、
職場が変わってしまったから。
新しい職場に移りますと、新しい恋が芽生えそうなものですが、
今回は、少々事情が異なっており、
まわりの方々とあまり交流もない部署に配置されてしまいました。
周囲を見回してみても、
いい男がいるわけではなく・・・。
どうしたものか、と。
恋に生きたいまりあとしては、少し気が滅入る春です。
みなさんは、どのような春をお迎えですか???