またしても、エロくないお話です。
最近、エロさが薄れてきているのかもしれません。
恋1~7まであります。
エロいお話をご期待の方は、スルーしてくださると幸いです。
好きな人が、出来ました。
同じ職場の別部署のヒトです。
時折、一緒に仕事をする機会があって。
優しげなテノールの響きの声に惹かれていました。
眼差しは穏やかで、静かな話し方をするヒトです。
何をどうしたい、というわけではありません。
付き合うとか、そんなこと、まったく考えていません。
ただ、毎日、職場であのヒトに会って、
話をしたい、それだけです。
仕事の話でも、同僚のうわさ話でも、何でもいいのです。
あのヒトの声を聞いているだけで、
幸せな気分になれるのです。
それ以上のことは、望みません。
いいえ、望んではいけないのです。
なぜなら、あのヒトは・・・
あのヒトには、きれいな奥さんがいて、かわいい子供もいて。
幸せな家庭があるのだから。
ただほんの少し、わたしを想って欲しいのです。
そう思うことは、許されないことですか?
テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト