「OLまりあの日常」
新しいシリーズが始まります。
今回はえっちなシーンはありません。
なので、読みたくない方はとばしてください。
次回からは、エロいシーン満載でいきたいと思います。
どうぞお楽しみに。
まりあの勤めている会社は国内シェア第1位の下着メーカー。だけど最近は、外国製の下着に人気があって、うちの会社は少し押され気味。だから、新しい商品の開発をするために、この第2企画室が立ち上げられて、各部署から社員が集められた。
その第2企画室に、まりあも配属されたの。新しい部署って、どんな感じかなって少し不安だったけど、室長がフジタさんだって聞いて、急にワクワクして来ちゃった。
だって、フジタさんは、仕事も出来るし、とってもかっこいいの。結婚してて、奥さんもいるけど、それでもいいなって思うくらい。
勤務初日。第2企画室は最上階の社長室の2つ横の部屋だった。それを見ても、会社のこのプロジェクトにかける意気込みが分かるってモノ。
「おはようございます。」
部屋にはいると、シンとしていて、人気がなかった。
「あれ?」
まりあは少し不安になったの。
「おはよう。」
奥の方から声がして、そっちを見ると、机の下に潜り込んでいたフジタさんが顔を出した。
「あ・・・おはようございます。」
これまであまり話したこととかなかったけど、なんだか、素敵・・・。
まりあってば、ぼーっとなっちゃって。
「早いね。・・・・えっと、まりあくんだっけ?」
「え、あ、はい。・・・よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしく。」
そしてフジタさんはにっこり笑った。その笑顔がとても素敵で。。。
それから10分後。
社員がゾクゾクと集まってきた。
全員で10名。知らない人も顔だけ見たことある人もいろいろ。だけど、女性はまりあだけ、だった。
「じゃ、そういうことで。みなさん、がんばっていきましょう。」
フジタさんの挨拶が終わって、朝のミーティングは終わった。
「まりあくん、ちょっと・・・・」
フジタさんに呼ばれた。
「今晩、空いてるかな?」
「え?」
「少し話したいんだ。」
誘われちゃった・・・・? なんだか、ウキウキ。
仕事が終わると、まりあはフジタさんに言われたレストランへ向かったの。
やっぱり、二人で一緒に歩いているところを見られたくなかったし。
だって変な誤解、受けたくないじゃない。
そのレストランは、最近話題のお店で、とってもおしゃれだった。
運ばれてくる食事もとってもおいしくて。。。
なんだか、夢みたいだった。
素敵な上司と素敵なお食事。。。
そして、食事のあとは、おしゃれなバーで・・・
「まりあくん、分かってると思うけど、うちの企画室に社運がかかってるんだよ。」
こんな素敵な場所で、仕事の話?
え~って思ったけど、デキル男って、そうなのかしら?
「ええ。」
言葉少なに答える。
「今度のプロジェクト、絶対に成功させたい。そのためには・・・」
フジタさんがまりあを見つめてる。
あぁ、ダメ・・・・そんな目で見つめられると・・・・・まりあは・・・・
「もちろん、どんな協力も・・・惜しみません。」
なんだか、求められてる気がして、そんな風に答えたの。
「ありがとう、まりあくん。」
フジタさんはまりあの手を握ったわ。
あぁ、もうダメ・・・アソコがジンジンしちゃう・・・・
その夜、まりあはフジタさんと・・・・