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真夜中は別の顔



「ちょっとぉ、何やってるのよっ」
今日もまりあのヒステリックな声が響く。
怒られているのは、新入社員の川島だった。
「いつまでも学生気分でいられちゃ、困るのよ。」
まりあは柳眉を逆立てて、川島を睨み付けている。
どうやら、取引先との大切な連絡をミスったらしい。
いやはやそれは怒られて当然だよな。
まりあと川島の様子を見ていた内山は思った。






アノ様子じゃ、今夜はきっと大変だな。
内山はまりあのことを思い、頬が緩むのを感じた。
いかん、いかん。仕事中じゃないか。
内山は脳裏に浮かび上がったまりあの痴態を振り払うように、ぶんぶんと頭を振ると、
再びパソコンの画面に視線を落とした。
内山とまりあはつきあっていた。
しかし内山には妻子がある。そう。婚外恋愛、と言えば聞こえはいいが、
要するに不倫関係だった。
今ひとつさえない内山に、社内で一番美人と噂の高いまりあ。
どうしてそうなったのか、当の内山でさえ、未だに不思議だった。

アノ夜。
まりあと初めて抱き合った夜。
思い出してみると、内山の欲望は熱く燃えてくる。
それ以来、ほぼ週1回のペースで二人の関係は続いていた。
たいていは内山がまりあのマンションに行き、そこで抱き合うだけ。
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まりあは内山に好きだとも言わず、
ただ内山の身体を使って快楽を得ているだけとも言えた。
ほんの少し、それに物足りなさを感じることもあるが、
妻子ある身であんな美人とセックスできる事を今は幸せだと思うことにしていた。

「ねえ、縛って。」
内山がまりあのマンションを訪れると、いきなりまりあが言った。
「え、そうなの?」
少しでも甘い雰囲気を味わいたい内山は、少々戸惑った。
「縛って、メチャクチャにして。」
まりあはニコリともせずに言った。
ここでもしまりあの機嫌を損ねてしまったら・・・もう二度と会えなくなるかもしれない。
そう思うと、内山は自分の気持ちを心の奥底にしまい込んで、
まりあに請われるままに、真っ赤な麻縄を手にした。
まりあが着ていたバスローブを脱ぐと白い裸体が現れた。
大きな乳房、引き締まった腹部、張りのある太腿。
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内山の胸が大きく鳴った。

「き、きつくない?」
「大丈夫。もっと強く縛って。」
恐る恐る麻縄を引っ張る内山に、まりあはもっときつく縛れと注文をつける。
心持ち強く麻縄を引くと、「アンッ」とまりあが甘い声を上げた。
首から垂れ下がった麻縄が大きな乳房を縁取る。
ギュッと絞られて、さらに大きくせり出す乳房。
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乳首が固く尖っていた。
まりあの顔を見ると、目はトロンとして、唇は半開き、赤い舌を覗かせながら
はぁはぁと呼吸を乱していた。
その表情を見ていると、内山も堪らなくなってきた。
麻縄はまりあの秘唇にも食い込んでいる。
「あぁぁぁっ」
内山が麻縄のあちこちを引っ張ると、まりあの身体に麻縄が食い込み、
まりあは切ない喘ぎ声を上げた。
「あんっ、いいっ・・・」
完全に縛り上げてしまうと、今度は内山が全裸になった。
張りつめた欲棒をまりあの顔の前に突きつける。
「ほら、舐めろ。」
まりあは舌を伸ばして、内山の欲棒を愛撫しようとするが、もう少しのところで届かない。
「何やってるんだ。」
内山は欲棒をまりあの頬にペチペチと叩きつけた。
先走りの液体がまりあの頬に透明なラインをつける。
堪らない・・・・
内山は快感にとろけていくまりあの表情を眺めていた。
「ごめんなさい・・・」
昼間の姿からは決して想像できないまりあの姿に内山は異様な興奮を覚えていた。
「今日も川島のこと、叱りつけてたな。本当はお前の方が川島に叱って欲しいんだろう」
侮辱するようなことを言ってみる。
「そ、そんなことはありません・・・」
弱々しく反論するまりあ。
「嘘をつくなっ」
内山は厳しい口調で言うと、まりあを俯せにした。
麻縄で手足さえも拘束されているまりあは、為されるがまま床に突っ伏す。
「尻を上げろっ」
ノロノロとした動作で、まりあが尻を高く掲げた。
内山はベッドの脇に置いてあった鞭を手に取った。
パシンッ
乾いた音が部屋に響く。
「アンッ・・・」
同時にまりあの甘い喘ぎが溢れ出した。
「本当は川島に、こんな風に撲って欲しいんだろう?」
「そんなこと・・・」
パシンッ
「アンッ」
「嘘をつくなっ」
パシンッ
「アァァァァッ・・・」
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繰り返しているうちに、ぞくぞくと快感が背筋を這い上がってくる。
内山の興奮も頂点に達しそうだ。
まりあの白かった尻頬が真っ赤に染まる。
「じゃあ、どうしてこんなに濡れているんだ。」
内山はまりあの秘唇に触れている麻縄を引っ張った。
「アウッ・・・」
そこは一段と濃い赤に染まっていた。
まりあの淫蜜が染み出してきているのだ。
「あぁぁぁ、ごめんなさい・・・」
まりあは快感で顔を真っ赤に染めながら、謝罪を口にする。
「じゃあ、川島とセックスしたいと言ってみろ。そしたら、お前のここに俺のコレをぶち込んでやる。」
内山はまりあに要求した。
内山自身、川島とまりあが抱き合うところを想像しただけで嫉妬に狂いそうなのに、
なぜそんなことを言わせたかったのか、よく分からなかった。
「・・・・か、川島さんと・・・・セ、セックス・・・・したい・・・・あっ、あぁぁぁぁ・・・・」
まりあは恥ずかしい言葉を口にして、身体を震わせた。
内山も、その言葉を聞いて、嫉妬に狂いそうだった。
内山は何も言わずに、まりあの秘唇に己の欲棒を突き立てた。
「あんっあぁぁぁっ、あぁぁっ、いいっ、いいっ・・・・・」
まりあは背筋を大きく反らせた。
まりあの肉襞が内山の欲棒を奥へ奥へと誘っていく。
「うぅぅっ・・・あぁぁっ・・・いいいいっっ・・・・」
内山はまりあの尻に自分の腹を何度も何度も打ち付けた。
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ぐったりして、二人でベッドに横になっていると、
まりあが顔を上げた。
すでに麻縄は解かれている。
「ねぇ、今度、川島さんとデートしようかしら。」
まりあがフフフ・・・と笑った。




テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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縛ってやろうか

お前が望むなら。

いつでも。

身体も心も雁字搦めに。

麻縄といわずに、鋼の鎖で。
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