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再会の夜


一人で過ごす金曜日の夜。
シャララララン
携帯がメールの着信を報せる。







「今夜、逢えないか?」
素っ気ないほどの文面。
2年前に別れたあの人からのメール。
わたしの中に、まだ消えていない、もう消えたはずのあの人への思いが
浮かび上がってくる。

逢いたい、でも逢ってはいけない、そんな葛藤の中、
わたしは
「いいわよ。」と返事を打つ。
その瞬間から後悔が胸を打ち、落ち着かない気分になってくる。
せっかく静かな金曜日の夜。

ぴりりりりりり
今度は携帯に着信。
見なくてもわかる、あの人から。
「今からそっちに行くよ。」
低く抑えた優しい声。わたしが大好きだった。
「・・・ええ。」
さっきまでの迷いは消え、あの人に逢える・・・胸のときめきがわたしを満たす。
急に自分の格好や部屋の状態が気になり始め、
わたしはそわそわと準備を始める。

こんなところまで・・・。
ベッドルーム、シーツを整え、明かりを仄かに灯す。
それから少し考えて、それでもやっぱり気になって、
わたしは着ていたものを脱ぎ、シャワーを軽く浴びることにした。
あの人の声、あの人の笑顔、あの人の指・・・・
そしてあの人の・・・・
わたしの身体は熱く濡れていく。
「あぁぁぁ・・・」
熱い吐息を吐き、わたしの指はあの人の指に入れ替わって、
わたしの身体の上を滑る。
わたしが愛したあの人の・・・・
bath-p (40)

一旦熱くなった身体は、簡単には静まらない。
あの人のことを思えば思うほど、わたしの蜜壺からはだらしないほどに
淫液が溢れてくる。
ボディソープの泡立ちとは違うヌメリがわたしの右手の人差し指を伝う。
「あぁっ、んんっ、あっ、はぁぁっ・・・」
わたしの指は止まらない。
肉襞をかき分け、ズブズブと淫裂の中へ潜り込む。
そして・・・・
「あっ、あぁっ、いいっ、あっぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ・・・・」
わたしはエクスタシーを極めた。



テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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そこはかとなく

エロさが漂っていますね。

画像もまた、イヤらしい。

シャワーをいったいどこに当てているのでしょうか?
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まりあ

  • Author:まりあ
  • 普段はごく普通のOLですが、
    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

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