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夢のひと雫
時々更新が滞りがちですが、結構楽しみながらやってますので、皆さんが楽しんでくれたらうれしいです。
覗かれる
ほんの少し開いたカーテンの向こう。
密やかな視線を感じながら、服を着替える。
その視線の主をわたしは知っている。
最初に気づいたとき、気持ち悪く感じたのに。
いつの間にかその視線はわたしを熱く昂ぶらせることに
気づいてしまった。
今夜も。
会社から戻ったわたしが自分の部屋にはいると、
弟はこっそりと玄関から庭先へ出る。
そして細く灯りの漏れるわたしの部屋の前、
わざと閉め忘れたカーテンの影から
息を詰めるようにして、わたしの着替えを覗いている。
わたしは。
わざと気づかないふりで、
背中を向けたまま、着ていたスーツを脱ぐ。
ベッドに腰掛けて。
足だけしか見えないようなシーンでも、
わざと弟に見せつけるように足を上げてストッキングを脱ぐ。
下着姿になったところで、少し部屋の中を歩き回る。
弟の視線が舐めるようにわたしの身体にまとわりつく。
はぁぁぁ・・・
気づかれないように熱い吐息を吐く。
それから。
Ｔシャツと短パンを穿いて、部屋を出る。
その頃には弟は今度は自分の部屋に隠って、
わたしの身体を想像しながら、熱い自分の欲棒を迸らせている。
弟の視線に気づいたのは、いつ頃だっただろうか。
あまりにも熱い感情に、いつの間にか気持ち悪さは消え失せて、
それよりも、その熱い視線の先に自分がいることがとても心地よくなっていた。
他の誰かにその視線を取られたくなくて。
わざと少しずつ、大胆に脱ぐようになっていた。
ある日。
弟がガールフレンドを家に連れてきた。
奇妙な感情がわたしの中に生まれた。
それは・・・嫉妬、だったのかもしれない。
だけど。
その小さな黒い炎は、わたしをさらに道ならぬ方向へと導いていった。
その夜。
わたしは、風呂にはいることをさりげなく弟に告げ、
脱衣場のドアをきっちりと閉めずに着替えを始めた。
ミシッ・・・・
小さく廊下が軋んだ、ような気がした。
次の瞬間。
あの熱い視線を感じた。
弟が覗いている。
わたしはたまらなく熱く興奮した。
弟の前で裸体を晒すのは初めてだった。
今までは下着姿まで。
でも今夜は。
わたしはブラジャーを外し、それを洗濯かごに放り込む風を装って、
身体を回転させた。
それまで弟に背中を見せていたのに、ブラジャーを外して、
自由になったわたしの白い大きな双丘を見せつけた。
ハッと息を呑んだ気配がした。
わたしはわざとおっぱいを持ち上げるようにして、一撫でした。
「あぁっ・・・」
小さな喘ぎ声ともため息とも取れる声が漏れた。
それからかがむようにして、ショーツを脱いだ。
クロッチの中心部はネットリと濡れていた。
わたし、感じてる・・・・
その瞬間、わたしの蜜壺の奥からドロリと淫靡な芳香を放つ蜜が溢れてきた。
弟は息を潜めてわたしの身体を舐めるように見ている。
大きな胸、くびれた腹、張り出したヒップ、
そして女の中心にあるものを密やかに隠している淡い翳り。
翳りの先をわたしの蜜がしっとりと濡らして、天井の灯りを捉えていた。
わたしはそのまま浴室へと入った。
シャワーを出す。
水音が少々の物音を消してくれるだろう。
わたしは、弟の熱い視線を感じながら、そっと淫裂へ指を伸ばした。
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パントマイム
あっぷされてから、少し経ってしまっているのですが。
どうしても、かんそうを描きたくなっちゃいました。＾＾
よく読むと。
ほとんどセリフのない、窓越しの独り芝居なのですね。
パントマイムの静けさが、濃い情念と重なり合って。
独特な雰囲気をかもしだしています。
まりあさんのお話って、かなり過激な描写をしているときも。
どこか一陣の静けさがあったり、さめた目線があったり。
うまくいえないのですが、そういうミステリアスな雰囲気がありますよね？
妖しく輝く白い肌の画像もGood!です。（＾＾）
ありがとうございました。
どうしても、かんそうを描きたくなっちゃいました。＾＾
よく読むと。
ほとんどセリフのない、窓越しの独り芝居なのですね。
パントマイムの静けさが、濃い情念と重なり合って。
独特な雰囲気をかもしだしています。
まりあさんのお話って、かなり過激な描写をしているときも。
どこか一陣の静けさがあったり、さめた目線があったり。
うまくいえないのですが、そういうミステリアスな雰囲気がありますよね？
妖しく輝く白い肌の画像もGood!です。（＾＾）
ありがとうございました。
