2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夫は闘病中 (02)


月末。
夫の入院費の請求が来る。
もちろん、払えない額ではない。
だけど今月はちょっと違っていた。
「院長先生から、お話があるそうです。」
請求書を携えてやって来た事務員の女性がにこやかにそう言った。
院長先生は夫の主治医。
もう治る見込みのないことはずいぶん前に聞かされている。
こんなあたしに話と言えば・・・退院に決まっている。
夫を退院させると言われるのだろう。
だけど。
全く動けない夫をどうやって面倒みていけばいいのだろう。
あたしは院長先生と話す前から、絶望的な気分だった。






30分後。
あたしは豪華な応接セットの置いてある院長室にいた。
目の前には院長先生。
「奥さん、非常に言いにくいのですが、ご主人を退院させたいのですよ。」
「・・・・ええ。」
やはり、という絶望に似た気持ちで院長先生の顔を見た。
「お二人暮らし、でしたよね。」
「はい。」
「アパートにお住まいだとか。」
「そうです。」
「ご自宅に引き取るのは、難しいでしょうねぇ。」
院長先生の声が優しく響く。
「そうなんです。主人を退院させなくちゃいけないのは十分わかってるんですけど。」
「ええ、よくわかりますよ。奥さんはよくご主人の面倒をみていらっしゃる。」
「じゃあ・・・」
あたしはこのまま入院させてもらえるのかと期待して、院長先生を見た。
「うちとしては、このまま入院させてあげたいんですけどね。やっぱりそれはちょっと無理なんですよ。」
「・・・・そうですか。」
ちょっとでも期待したあたしが間違ってた。
どうしたらいいんだろう。
「いや、うちに入院は無理なんですけどね。わたしの知り合いがご主人のような障害のある方を受けいれてくれる施設を経営しているんですよ。・・・・もし、奥さんが・・・その、良ければ、なんですが。そちらへご主人を紹介して差し上げても・・・・いいんですよ。」
「本当ですか?」
あたしはそうしてもらえると助かります、と答えた。
「そうですか。」
そして院長先生はあたしの向かい側のソファから立ち上がり、
あたしの隣に座った。
「通常はね、1年くらい順番を待たされるんですけどね。」
院長先生の手があたしの太腿に置かれた。
「わたしが直接頼み込んで、すぐにでも入所できるそうですよ。」
院長先生の手はあたしの太腿を上下にさする。
「費用もね、今より安くなるように話してありますから。」
院長先生の顔が好色そうな笑みで覆われた。
院長先生の手は、あたしのスカートの中、太腿の奥に潜り込んでいた。
「ぁ、ありがとう、ございますッ・・・アァッ・・・」
あたしの身体は院長先生の指を歓んで受けいれた。
クチュクチュとイヤらしい音が、豪華な院長室内に響く。
「イヤイヤ、本当に美しい、身体だ・・・ご主人も・・・・悔しいでしょうなぁ・・・・」
「アァッ、しゅ、主人のことはい、言わないでッ・・・アンッ、アァッ・・・」
院長先生はこれまでにもこんなことを繰り返しているのか、
慣れた手つきで、あたしの中をまさぐった。
豪勢なソファは柔らかく、あたしの身体をふんわりと受け止めた。
あたしは院長先生に服をスルリと脱がせられ、大きな乳房を目の前に晒していた。
「やはり、奥さん、思った通りだ。」
院長はさらに好色そうな笑みを浮かべた。
bust3-a (40)

「ご主人が事故に遭われて一年、身体が疼いていたでしょうなぁ。」
下卑たセリフにあたしの身体が敏感に反応した。
「こんなにドロドロになって・・・わたしが満足させてあげますよ。」
「アァッ、ンンッ、イイッ・・・」
あたしは身体をヒクヒクとひくつかせながら、院長先生の愛撫に答えた。
院長先生の手があたしの乳房を揉みしだく。
乳首がピンクからだんだんと赤くなって、硬く凝ってくる。
そこに院長先生の口がゆっくりと近づき、舌先でペロリと舐められる。
「あぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
あたしは背中を駆け上がるような快感に身悶えする。
「わたしもたまらなくなりましたよ。奥さんの綺麗なお口でコイツをかわいがってもらいましょうかね。」
院長先生は立ち上がると、あたしをソファから引きずり降ろし、
あたしの口元に自分の欲棒を押し付けた。
「ほら、わたしに見えるようにやるんですよ。」
suck3-a (15)

噎せ返るような男の匂いがあたしを包んだ。
身体の奥がズキズキと疼くのを感じながら、
あたしは夫にだってした事がないくらい熱心に院長先生の男棒をしゃぶった。
頭がクラクラする。
もうどこまででも堕ちていく。
あたしは院長先生があたしの頭を押さえつけ、腰を震わせるのをただ受け止めながら、そう思った。
熱い飛沫があたしの喉を流れていく。

テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

そのとおりです。

さすがに読みが深いですね。
全くそのとおりでした。

途中で筆が止まり、その指は自らの肌を這い回り・・・
院長先生との情事を思い出しながら。
あるいは、
先日、お隣の大学生に無理矢理・・・でも途中からは積極的に、
快感に浸りきったあの夜のことを思い出しながら。

うふふ。
また、メールくださいね♪

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

まりあ

  • Author:まりあ
  • 普段はごく普通のOLですが、
    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

    皆さんのコメントやメールが励みになります。
    お話の感想やリクエストなど、
    お言葉を残してくださいね♪
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー
リンク
月別アーカイブ
最近の記事+コメント
カウンター
最近のトラックバック
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる