2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夫は闘病中 (01)


夫が仕事中に交通事故にあって、1年が過ぎた。
脊髄損傷とかで、一生もう歩くことが出来ない。
一応、仕事中だったから、と言うことで、労災認定が降りて、
当面入院もさせてもらえているし、生活にもそう困ったことはないのだけれど。




「ハイ、あなた、ご飯。」


あたしは夫の病室で、夫に食事を食べさせている。
「いつも悪いな、まりあ」
「なにを言うの? いいのよ。あなたはわたしの旦那様なんだから。」
「でも、俺はこんな身体になってしまったし・・・」
「仕方ないわ、事故だもの。」
夫はいつも同じことを言う。
あたしもいつも同じ答えをする。
そうすることで夫は安心し、今日もまた一日、安らかな眠りにつくことが出来るのだ。

でもあたしは・・・。
「アンッ、アァァッ、イイッ・・・もっと、ねぇ・・・あなたぁ・・・もっとぉぉ・・・」
20080501-2.jpg
事故が夫から奪ったのは、歩くことだけではない。
男としての能力も・・・なくなってしまったのだ。
最初の半年は、夫が生きていてくれたことだけでうれしかった。
それなのに。
夫の命をもう心配しなくてもいいんだとわかった途端。
あたしの身体は、疼き始めた。
最初のうちは夫も「もしかしたら・・・」と思っていたらしく。
何度か、病院だというのにあたしにフェラチオをさせて、
自分の欲棒を奮い立たせようとした。
でも。
二度ほど試したとき、夫は悲しそうに言ったのだ。
「まりあ、僕には無理だ。・・・・離婚しよう。」
あたしはそんなことはどうでもいいと思った。
それよりもあたしは夫を愛しているから。
だけど。

あたしの身体はやっぱり女だった。
夫から与えられないと知っても、あたしの身体は疼いて、求めた。
あたしは、結婚してから一度もしたことのなかった一人遊びを、
独身時代の倍以上の激しさで行うようになった。
声を抑えることも出来ず、激しく喘ぎ・・・。

ある日のこと。
トントン。
誰かが真夜中、訪ねてきた。
夫が入院して以来、誰も来たことがないのに。
「はぁい。」
「あの・・・・僕・・・隣に住んでいるものですが・・・」
「はい?」
細めに開けたドアの向こうで、眼鏡をかけた若い男性が困ったような顔をしていた。
「あの・・・」
「なんでしょうか?」
少し警戒心が薄れていたのかもしれない。
あたしは少し広めにドアを開けた。
次の瞬間。
ガッと男は家の中に押し入ってきた。
「きゃっ」
声を上げる間もなく、口元を抑えられた。
そして口の中に何かを押し込められると、今度は両手を後ろ手に取られた。
足をバタバタと動かしてみたけど、男が動じる様子はなかった。
男はポケットから細いヒモのようなものを取り出すと、
あたしの両手を結わえ、完全にあたしは囚われの身となった。
「奥さん・・・僕は・・・もう我慢できない・・・・毎晩毎晩・・・あんな声聞かされて・・・」
男はあたしのカットソーの上から乳房を掴んだ。
『ダメッ・・・』
くぐもった声で抵抗するけど、男には届かない。
そしてあろう事か、あたしは・・・・男の愛撫に身体中が震えるほど感じていた。
こんなこと・・・っ・・・・
男の手が乱暴にあたしの乳房を揉む。
ra3-a (94)

乳首が固く尖って、腰の奥でジンジンと熾き火が燃えはじめる。
感じちゃダメッ・・・・
男はあたしの服を捲ると、ノーブラだったあたしの乳首に吸い付いた。
舌で乳首を転がすように舐められると、あたしの身体の奥から熱いものが溢れてきて、
あたしは腰がムズムズとした。
ダメ、ダメ、ダメ・・・・
目を閉じて必死で耐えようとするけれど、
この一年、ずっと我慢していたあたしの身体は、ちっとも言うことを聞いてくれなかった。
男があたしのスカートを捲る。
もうあたしは抵抗することすら出来ない。
早くあたしの中を満たして欲しくて。
自分から腰を上げて、男がショーツを降ろすのに荷担した。
男が少し驚いたようにあたしを見た。
きっとあたしの顔には愉悦の表情が浮かんでいたのだろう。
男は口に押し込めていた何かを取りだしてくれた。
「奥さん・・・」
「・・・まりあ、よ・・・」
この瞬間、あたしは男の共犯になった。
これはレイプじゃなくなったのだ。

男はあたしの手を縛り上げていたヒモを外した。
あたしは男のクビに両手を回した。
男はあたしのひくついている女陰に向かって、
自分の猛り立った欲棒を押し付けた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあぁあぁぁぁぁぁぁ」
なんという快感。
あたしはそれだけで登り詰めてしまった。
ずっと欲しくて、でも与えられなくて。
飢えていたあたしの身体は、夫以外の男性にあっさりと身体を開かれ、
イカされてしまった。
後悔と謝罪の気持ち、それよりも快感はずっと勝っていた。
男があたしの中で動く。
「あんっ、あんっ、あんっ、いいっ、いいっ、いいっっっっっっ」
あたしは快感を貪り続けた。
>ra3-a (95)


テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

イイです(o^-^o)

続きを待たせていただきます。

はじめまして

訪問ありがとうございました。

それにしても・・・・・

柏木さんのところで、マリアに耽溺していましたが、
ほんとうに、まりあさんがいらっしゃるとは(驚)

とても嬉しいです。

このお話、とても気になります。
生きている証は、おんなの悦びですからね。

生身のおんなのまりあさんがどうなっていくのか
これから見届けていきたいと思います。

これから、よろしくです。

ありがとうございます。

>みつぞうさん
いつもいつもご訪問、ありがとうございます。
年度初めの忙しさがちょっとだけ緩和されて、
ようやく書く気持ちになってきました。
また、すぐに途切れてしまうかもしれませんけど。 笑
続き、待っててくださいね♪

>くろすさん
ようこそいらっしゃいませ。
少し前から、くろすさんのブログは拝見させて頂いていました。
でも。
なかなかコメントを残せず。
もう既におわかりと思いますが、
まりあはかなりな「筆無精」なものですから。笑
柏木さんにはいつも「まりあ」をかわいがってもらっていまして、
非常におこがましいのですが、
柏木ワールドをお借りして、ここにも少々、
吸血鬼様にご登場願っております。ぁ、もちろん柏木さんにも。

あちらの「まりあ」もこちらの「まりあ」も。
かわいがってくださいね♪
プロフィール

まりあ

  • Author:まりあ
  • 普段はごく普通のOLですが、
    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

    皆さんのコメントやメールが励みになります。
    お話の感想やリクエストなど、
    お言葉を残してくださいね♪
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー
リンク
月別アーカイブ
最近の記事+コメント
カウンター
最近のトラックバック
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる