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Changing Mom! ~前編


テレビ局に勤める親友から、新番組の企画に参加しないかと言われて、
気軽に引き受けてしまったのは、きっと日常に退屈していたからだ。
まりあは結婚して10年目の主婦。
夫は真面目なサラリーマンで、浮いた話一つない。
二人には子供はいなかった。
夫は近頃、見慣れた家具以上の興味を持ってまりあを見ることはなくなった。
昔はあんなに情熱的な視線を送ってくれたというのに。





「美佐子がね、新しい番組の企画をしてるんですって。」
まりあはその夜、夫に親友の頼みを引き受けたことを話した。
「何でもアメリカでは人気のあるバラエティを日本でもするらしいわ。」
夫はナイター中継を見ながら、ビールを飲んでいた。
相槌と取れるような取れないような返事をする。
「二組の家族で、お互いのお母さんを交換するんですって。」
どうせ聞いてないのよね、まりあは小さくため息をついた。
「それで、とりあえず試験的に1回だけやってみたいからって、頼まれたの。」
「いいんじゃないか?」
ようやく夫の返事が自分に向けられたものだと言うことがまりあに分かった。
「明日から1週間、留守にします。・・・あ、もちろん、向こうのお母さんがいらっしゃるから、あなたはいつも通りにしていていいのよ。」
「そっか。」
そして夫はまた、ナイター中継へと戻っていった。

翌日。
ボストンバッグに数日分の着替えを詰めて、
迎えに来た美佐子に連れられて、相手の家を訪ねた。
まりあの住むマンションから車で約30分。
案外近いんだわ。まりあはそう思った。
出迎えてくれたのは、その家ご主人と息子。
「今日からよろしくお願いします。」
礼儀正しくお辞儀をする主人にも息子にも、まりあは好感を持った。
子供のいないまりあにとって、初めての経験である。
「少しワクワクするわ。」
まりあは美佐子にそう告げ、別れた。

「家の中を案内しますよ。」
閑静な住宅街に建てられた家は、比較的大きめで、この家の財力が豊かであることを示していた。
「ここがキッチン、あの奥がお風呂です。」
この家の主人信也がバリトンのよく響く声で、案内した。
階段を上って、二階に行くと、
「こっちが夫婦の寝室です。・・・奥の扉を入るとわたしの書斎になります。」
大きなダブルベッドが二つ並んでいた。
信也がまりあをチラッと見た。なんだか少し恥ずかしくなってまりあは目を伏せた。
「廊下の奥が息子の部屋です。今高校2年なんですが、そろそろ受験の準備をさせようと思っています。」
息子信行の部屋のドアを開けると、綺麗に片付けられた室内で、信行が勉強していた。
「出来れば、夜食を準備してやって欲しいんですが。」
「ええ、もちろん。」
少し遠慮がちな信也の申し出にまりあはニッコリ微笑んだ。

「特に要望はありますか?」
「いいえ・・・あの、わたしはどこで寝たらいいんでしょうか。」
まりあは客間に案内されると思っていたが、そんな話が全く出なかったため、自分から切り出した。
「えっと、テレビ局のヒトからは、家族同然に振る舞うよう言われていたので、用意していません。」
信也が困ったように言った。
「そうですか。」
「寝室を自由に使ってください。」
「・・・でも・・・」
まりあが言い淀んだ時、電話が鳴った。
「あら。」
まりあは立ち上がると、この家の主婦として最初の仕事を始めた。
「もしもし?・・・・あら、美佐子。」
まりあのマンションに代わりの主婦を案内し終えた美佐子からの電話だった。
「この家の奥様なら安心だわ。だってとても綺麗になさっているもの。」
まりあは素直にそう言った。
(この企画、かなり力入れてるんだから、がんばってよね)
美佐子に言われて、まりあは寝室の件を言い出せないまま、電話を切った。

夜。
夕食を終え、信也は自分の書斎に、信行は自分の部屋へと戻った。
「はぁ~~~、疲れた。やっぱり緊張するなぁ。」
まりあはため息をついた。
そして片づけを終えると、お風呂に入ろうと浴室へ向かった。
服を脱いだところで、いきなり脱衣場のドアが開いた。
「きゃっ」
まりあは慌てて脱いだ衣服を身体に充てた。
「お風呂まだでした? ごめんなさい、すぐに代わります。」
入ってきたのは信也だった。
「いいえ、いいんですよ。・・・一緒に入りましょう。」
「え?」
「あなたはわたしの妻の代わりをするんでしょう?」
「・・・でも・・・」
「わたしはいつも妻と一緒にお風呂に入っています。ですから、あなたも。」
まりあはそんなこと出来ないとはねのけようとした。その時。
脳裏に美佐子の言葉が蘇ってきた。
(これ失敗したら、わたしクビかもしれない)
確かそう言っていた。どうしよう・・・まりあが少し迷っていると、
信也はまりあの前でさっさと服を脱ぎ、まりあが手にしていた衣服をはぎ取ると、
浴室の中へと誘った。
「さぁ、わたしの身体を洗ってください。」
信也の身体は筋肉がほどよく付いていて、逞しかった。
そして隠していない下腹部には、猛々しく欲棒が立ち上がっていた。
「あぁ・・・」
まりあはここ半年ほど夫とセックスレスだった事を思い出した。
仕方ないわ、美佐子のためだもの。
まりあはボディソープを手に取り、信也の身体に伸ばし始めた。
「もっとこう・・・全身を使って、洗ってくれませんか?」
口調は丁寧だが、有無を言わせぬ力があった。
「・・・は、はい。」
まりあは自分の身体を信也の身体にぴったりと寄せ、上下に擦りつけた。
「んっ・・・・んあっ・・・」
男の身体に自分の身体を、しかも自らの意志で、こんな風に擦りつける事なんて
今までに経験がなかった。
そしてそれは、まりあの健全な理性を徐々に蝕んでいった。
bath-p (46)

まりあの乳首は固く尖り、秘苑はしとどに濡れ始めている。
信也は欲棒を見せつけるかのように、立っている。
まりあは信也の背中を洗い終わって次にどこを洗うべきか迷っていた。
いや、本当は分かっていたのに、躊躇したのだ。
「早く洗ってください。」
冷静に信也が命じる。
まりあはソロソロと手を信也の欲棒に伸ばした。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
まりあの息は荒く、興奮してることが一目で分かる。
なのに信也は何もしなかった。
信也の逞しいモノに指を這わせながら、まりあは秘苑の奥を疼かせていた。
夫のよりも・・・大きいわ・・・
><bath4-a (1)

まりあは欲棒からお尻の方までを腕全体を使って洗った。
「そろそろ流してもらいましょうか。」
信也が言い、まりあはシャワーで信也の身体を洗い流した。
信也は身体中の泡が全て流されると、何事もなかったかのように浴室を出た。

「・・・・なんなの・・・これ・・・・」
ハッと我に返ったまりあは冷たいシャワーを浴びて、燃え上がりそうな身体を冷まそうとした。
しかし、熟した身体に点った官能の火種はそう簡単に消えはしない。
無理にその感覚を押し込めて、まりあは浴室を出た。

テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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非公開コメント

待ってました。

文章も画像も素晴らしいですね。

また楽しみにしております。

寒くなりますがご自愛を。

ありがとうございます。

近頃急に寒くなってきましたよね。
みつぞうさんも、風邪など引かないよう。

風邪を引いたら、楽しむものも楽しめませんから。笑
プロフィール

まりあ

  • Author:まりあ
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    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

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