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真夜中のオフィス


あ~あ、疲れた。
まりあは大きくのびをした。
時計を見るともう11時。残業手当の出ない仕事。
要領のイイ子たちは、こんな間抜けな仕事は引き受けたりしない。
なんであたしはいっつもこんなんだろう。
まりあはハァッと溜息をついた。






でも。
要領よく生きていくだけが正解じゃない。
あたしはあたしのために、仕事をしていくの。
きゅっと唇を引き締めて、まりあは椅子から勢いよく立ち上がった。
ガタンッ
勢いがつきすぎて、椅子が後ろに倒れた。
あらら。
まりあがその場にかがんで椅子を立て直そうとしたとき、
ふと、人の気配。
「こんばんは。お嬢さん。」
見たことのない男が立っている。
「あ、あのぉ」
とまどいながら、誰かを問おうとしたとき、男がにっこり笑った。
「お疲れの様子だね。」
その瞬間、まりあはすべてがどうでもいいような気がしてきた。
ほら、おいで。
男が手を伸ばす。
まりあは、何も疑わず、その腕の中にふわりと身を委ねた。
ふふふ。かわいい子だ。ほんの少しの我慢だよ。
男がまりあを抱きすくめ、その首筋にきらりと光る牙を突き立てた・・・
「あっ・・・」
それをまりあが痛みと感じたかどうか。
ジュルジュル・・・
男が血を啜る音が真夜中のオフィスに響く。
次第にまりあの瞳の焦点がぼやけていき、その表情が恍惚としたものに変わっていった。
「ほら、気持ちいいだろう?」
男が唇を離し、まりあの耳元で囁いた。
んっ、んんっ・・・
男の右手はまりあの大きな乳房を制服の上から撫でている。
「さぁ、もっと愉しませておくれ。」
男はまりあをオフィス机の上に寝かせると、まりあのパンプスを脱がせた。
薄い肌色のストッキングが綺麗に彩られた足先までを包んでいる。
男は何か宝物を値定めするようにまりあの足を抱え上げた。
「ふふふ。」
含み笑いをした後、男はまりあの足首に舌を這わせた。
「あぁんっ・・・」
まりあは快感に身体を震わせた。
男の舌は、まりあの足首から脹ら脛へ這い上っていく。
唾液を塗り込めるようにじっくりとイヤらしいその動きはまりあの快感を次第に呼び起こしていく。
「あぁぁ、いいぃぃ・・・あんっ、あんっ、あんっ・・・・」
まりあにはもう快楽しかなかった。
内腿へと男の舌がたどり着いたとき、
「クククッ、さて、いただくか。」
男はまたしてもそこに牙をサクッと突き立てた。
「あぁぁぁっ・・・」
まりあには痛みというよりも強烈な快感が与えられた。
男が牙を立てた場所から足首の方へ、ピリリ・・・ッとストッキングが弾けた。
それを視界の端で捉えながら、男は満足げに血を啜っている。
その間も男の指はまりあの身体をあちこち這い回り、まりあには絶え間ない快感が生まれている。
「んっ、はっ、あっ、あぁっ・・・」
男の右手の人差し指がまりあの淫裂に到達した。
すっかり濡れそぼり、ヒクヒクと引きつるように何かの到来を待っている。
男は内腿から離れた。
自らの下半身をむき出しにすると、まりあの中へ自らを埋める。
「ひっ、やっ・・・いいっんんっ・・・」
まりあのヌルついた肉道は狭く、男の快感が搾り取られるようだった。
いったん一番奥まで自らを沈めた後、男はゆっくりと抽送を始めた。
「あんっ、あぁっ、いいっ、あぁぁ、あぁぁ、いいぃぃ・・・あんっ、あんっ、あんっ・・・・」
グチュグチュとイヤらしい音が部屋を満たす。
イヤらしい芳香がまりあからあふれ出す。
まりあの声も艶めいて、男の脳髄を刺激する。

真夜中のオフィス。
残業が終わって油断していると・・・こんなことが起こるかも・・・・しれません。




テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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