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ホテルのプールで、のんびりと日光浴。
ここに来て、初めてといってもいいくらいの晴天。
青い空に白い雲。
風はさわやかで、ようやく南国に来たって言う感じ。
まりあは、デッキチェアに横たえた身体をゆっくりと起こした。
誰かがプールに飛び込む。
気持ちよさそう。
泳ごうかしら。
プールサイドへと歩み寄り、そっと水に足先を浸けてみた。
あら、案外冷たいのね。
腰掛けて、スルリと水の中へ。
気持ちいいわ。
そう思った時、誰かが水の中から現れた。
「泳ぐんですか?」
ゴーグルをとって笑顔を見せたのは、隣の部屋の男。
「あら・・・」
ふいにあの時のことを思い出し、顔が赤らんでいく。
「素敵な水着ですね。」
男の瞳は欲情に濡れている。
「・・・・ありがとう。」
そんな瞳で見つめられることが、ここでは許されるそんな気がして。
まりあは男に見せつけるように、身体を捻って泳ぎ始めた。
そんなまりあのあとを追いかけるように、男が泳いでくる。
プールの形はまるでひょうたんのようで。
真ん中に小さな人口の島が作ってある。
反対側まで泳ぐと、人気のない植え込みが目の前に現れた。
さっきまでまりあが寝ていたデッキチェアはここからは見えない。
まりあが浮かび上がると、隣に男が泳いできた。
「今日は一人なんですか。」
「ええ。・・・・あなたは?」
「一人です。」
それはすでに了承の合図だったのかもしれない。
男がまりあを抱き寄せた。
抵抗するまもなく唇を奪われる。
男の舌が執拗にまりあの口中を犯し始める。
男の手は、まりあの脇腹から水着のラインを辿って、
敏感な花芽へと到達しようとしている。
「――っ!!」
男のパートナーが呼ぶ声がした。
まりあは男から離れようとする。
男はまりあを離さない。
「見えないから。」
男はまりあの背後から抱きしめるようにして、
水着の中へ手を滑り込ませた。
大きな乳房を撫でるように、ゆっくりと揉みしだく。
彼氏とも昨夜のボーイとも違う愛撫にまりあの身体は徐々に反応していく。
「んぁっ・・・はっぁっ・・・・」
「感じやすいんだ。」
男が耳元で囁く。
「彼女が・・・呼んでるわよ・・・」
「そうだね・・・じゃあ、また。」
男を捜す女はいつまでもプールサイドで声を張り上げていた。
人々の注目を集め始めている。
男はまりあを離すと、女の元へ泳いでいった。
「辞めろよ、恥ずかしいだろう。」
「何処行ってたのよぉ」
まだ若い女のキンキンとよく響く声が甘えを含んでいる。
「ねぇ・・・ここ、つまんない・・・・」
言外にホテルの部屋で抱かれたいという気持ちを匂わせながら、
女が男に寄り添う。
デッキチェアに再び腰掛けようとしたまりあと
ほんの少し振り返った男の視線が絡み合う。
まりあは未遂に終わった彼との情事を少し想像して、身体を疼かせた。
テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト
こんにちは。
お久しぶりです。
ここに来ての連作、少し驚いてます。
水着の写真がイイですね!これだけでお代わり三杯といった感じです(爆
梅雨明けしていよいよ夏本番ですね。
存分に楽しんで下さいませ。
ではまた。
夏本番・・・と行けばいいのですが。笑
暑くてどうもいけません。
『熱い』方は大好きなんですけどね。 笑