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Letters from the South Island~第3日目


今日は朝から雨。。。。ビーチにも行けなくて、つまらない。
何となく肌寒い朝。
彼はまだベッドの中。寝息を立てていた。







まりあは一人、ベランダに立ち、雨を眺めていた。
そこからは昨日のプールが見える。
プールでのあのボーイとの会話を思い出す。
どうしてあんな大胆なことをしてしまったのだろう?・・・
ふと恥ずかしくなって、頬が熱くなる。
明日、逢う約束をしてしまったけど。。。いいのかしら? 
彼がベッドの中で寝返りを打つ気配がした。

ふぅ・・・・・
大きくため息をつく。
その時、ふと何かの音が聞こえた気がした。
耳を澄ましてみる。
雨の音に混ざって、切れ切れに聞こえる・・・・
女性のすすり泣き? 違う。。。? 
ひときわ大きな声がした。

「あぁぁぁぁぁぁぁ」
ふいにその情景が浮かび、まりあは顔が赤く染まった。
隣の部屋のカップルが熱く絡み合う姿。
20070619095612.jpg


昨夜、夕食の時、廊下ですれ違ったカップルを思い出す。
20代前半かと思う二人連れ。
雨のリゾートで、ホテルに閉じこめられたら、する事は一つしかないって訳ね。。。

ガラガラッ
隣の部屋のベランダへ通じるサッシが開けられた。
誰かが出てくる気配。

「ふぅ。。。」
男の人の声。
タバコの煙がフワフワと漂う。
アノ後の一服って訳か。
まりあの中に突然浮かび上がる情欲。
どうしたらいいか一瞬分からなくなる。
そして昨日のボーイのはにかんだ笑顔が思い出された。
どんな風に彼はまりあを抱くのだろう。。。

「ねぇ・・・・」
部屋の中から女の子が呼ぶ声がした。
「あぁ。」
男はつまらなそうに返事をして、彼女の待つベッドへ戻る。

「やぁだ。。。窓、閉めてよぉ。」
「いいだろ。タバコ、吸いたいからさ。」
「んん・・・だってぇ・・・・・聞こえちゃうよぉ・・・・」
「お前の声、デカイからな。」
「んんん・・あん・・・だってぇ・・・すごいんだもぉん・・・・」

そしてしばらくの間。。。。
「あぁ、んん・・ヤダ・・・・・あぁぁぁ・・・・・」
ギシギシとベッドがきしむ音がした。

何となく、気になって、そしてついつい、聞き耳を立てた。
「あっ、あっ、あっ、いいっ、あぁぁん。。。。すごっ・・・あぁ・・・ダメ・・・」
「うっ、はっ、はっ」
男の息づかいまでもが聞こえてくる気がした。
「あぁぁ、いいっ・・・ダメッ・・・イクッ・・・・・」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
女の子の悲鳴に似た歓声が響いた。
20070619095556.jpg


ガタッ
「なぁにやってるの? まりあ?」
彼が起きてきた。後ろからまりあを抱き締める。
そのまま首筋に唇を寄せる。

「ん? お隣さんがね、朝から派手だから。。。」
「聞いてて、したくなったの?」
「んん・・・どうだと思う?」
「俺は・・・ほら・・・・・こんなだよ。」
彼はまりあのお尻に自分のモノを押しつける。
「ふふふっ。。。いいわよ。。。。」
まりあはそう言って、彼の方を向く。
彼に抱き締められたまま。彼は激しくまりあに口づけをする。ベランダで。

「んん・・・んふ・・んん・・・・ねぇ、中で。」
彼の唇を逃れてそう言うと、
「ここでイイよ。」
彼は言う。そしてまりあのTシャツを捲りあげる。
ブラを付けていないまりあの胸が露わになる。
「綺麗だよ。」
「ダメよ。。。ここじゃ、声、我慢できないもの。」
「いいよ。我慢しなくて。雨の音でわかんなくなるさ。」
「お隣に聞こえちゃうから。」
「聞かせてやれよ。・・・まりあも、聞いてたんだろ?」
「あぁぁぁん。。。。」
そのまま、彼に流されていくまりあだった。

彼の手がまりあの胸をまさぐる。
もう片方の手は下腹部へと伸びていった。
まりあはベランダの手すりを背に、快感に身を任せていく。
彼の手がまりあのショートパンツを脱がせていく。
下着は付けていない。
雨の中、誰も外にいないとはいえ、
白昼しかもベランダなどという場所で自分のすべてをさらけ出すなんて・・・。
異常に興奮するシチュエーションだった。

彼の唇がまりあの身体を滑り降りていく。
「あぁ、あぁ、んっ・・・ふっ・・・んはぁ・・・・」
彼の舌がまりあの乳首を嬲り、両方の乳房の間を滑り落ち、おへそにたどり着く。
そこでしばらく逡巡した後、まっすぐ下へ降りていった。
彼の指はすでにそこに到達していた。
内股を探り、まりあの秘苑に今まさに進入しようとしていた。

「あぁ、そ、そこは・・・」
ダメ・・・そう言おうとした瞬間、彼の指がソコを割って入ってきた。
「はぅっ・・・」
まりあの身体が大きく反れた。
指の次は彼の舌がソコを割った。
まりあは声を抑えようと唇を噛み、目を閉じて、頭をゆっくりと振った。
それでも、我慢できない声が漏れる。

「んんあぁ・・・・・」
ふと目を開けた時、隣のベランダから、
タバコの煙がフワフワと漂ってきたのが見えた。
あぁ・・・タバコを吸ってるのね・・・まりあの声、聞こえてる?
「あぁぁ、いいっ・・・」
20070619095503.jpg

今度ははっきりと声に出してみた。人が動く気配。
そして、隣の男の人がこちらを覗いた。

まりあの上気した表情、快感に身を任せた表情が見て取れたはず。
見られている・・・その感覚がまりあの感覚をもっと鋭くし、
その結果、彼の愛撫にいつも以上に反応する。

「まりあ、挿れたい・・・」
まりあはそっと頷き、足を広げる。
彼が立ったまま、まりあに挿入する。
「はぁっ、あぁぁぁぁ」
まりあは隣のベランダを見た。
その人はじっとこっちを見ていた。まりあと視線が合う。
ばつが悪そうに目を逸らす。だけどすぐにまたこちらを見る。

「あぁぁん」
彼に突き上げられながら、まりあは喘ぎ声をあげた。
そしてその人が見ているのが分かったとき、エクスタシーに到達した。
「あぁぁぁぁぁっ、イクぅぅぅぅぅぅ」
まりあが到達しても、彼は動くのを止めない。
彼がまりあを抱きかかえて、揺すり立てる。
隣のベランダと向き合う形になって、まりあの顔が隣の男の正面になった。
彼は欲情していた。

まりあの表情を見ながら、欲情していた。
そしてそれはまりあをより高いところへと導く鍵だった。
「うぅっ、くっ、イクぞ、まりあっ」
彼が頂点を告げる言葉を発した。まりあも。。。

隣の男の欲望に濡れた瞳の中で、まりあは今までにない高みへと上りつめていった。



テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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こんにちは。
これはリゾートに行ったら誰もがやってみたいと考えているシチュエーションではないでしょうか…自らの淫らな姿を曝しながら隣人に覗かれる…
まりあさん自身も大いに楽しみながら書いている様子が伝わって来ます…
また続きを楽しみにしております。
ボーイ君大活躍?

旅の恥はかき捨て、ですか? 笑
でも、少し露出狂の気のあるまりあは、
ちょっと経験してみたいですね。

本当は経験済みでしょって?
うふふ♪
それは内緒です。
プロフィール

まりあ

  • Author:まりあ
  • 普段はごく普通のOLですが、
    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

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