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夢のひと雫
時々更新が滞りがちですが、結構楽しみながらやってますので、皆さんが楽しんでくれたらうれしいです。
まりあの好きな人～婚外恋愛 番外編
あの夜から、課長のことが忘れられない。
酔ってたせいで覚えてないところも所々あるけれど、
課長が優しかったのと、身体の奥深くに刻まれた快感は、忘れようと思っても忘れられなかった。
今日は、定時退社日。
なのに課長は外出先からまだ戻らない。
そろそろみんな帰っていく。
まりあもいつまでもうろうろしている訳にはいかなかった。
でも。
課長の顔を見てから・・・。
そう思って、しばらくロッカー室で時間をつぶすことにした。
雑誌でも読もうかな。
そう思いながら、ロッカー室へ行くと、室内の大きな姿見に全身が映った。
あ。
そうだ。
まりあは自分のロッカーを開けた。
ガサゴソ。
まだ封も開けていない真新しいストッキングを取り出すと、
伝線したわけでもないのに、それに履き替えた。
今まで穿いていたちょっとお安めのストッキングとは違う履き心地。
肌にぴったりと張り付いて、蛍光灯の明かりにもテラテラと反射して。
肌の色が少し透けて見えるグレーのストッキング。
自分で見ても、ちょっと艶めかしい気分。
ふふふ。
少し楽しい気分になって、まりあはまた課へ戻った。
多分、ちょうど帰ってきた時、なんだと思う。
柏木課長はため息をついて、自分のデスクにカバンを置いたところだった。
ツカツカと近寄って、
「お疲れさまでした。お茶でも入れましょうか？」
ニッコリ微笑んだ。
「いいよ、もう時間外だろう？」
やや遠慮がちに断る課長のこともまりあは好き。
だから。
「いいんです。・・・わたしがそうしたいから。」
そして給湯室へ向かった。
まりあの後ろ姿をじっと見ている課長の視線を足元に感じながら。
「まりあ、くん・・・」
給湯室に入ろうかという時、課長に声をかけられた。
「はい。」
振り向くと、課長と目があった。
あんっ・・・・身体の奥にズキンと痛みが走った。
いつも打ち合わせで使う、簡単なパーティションで区切っただけの部屋。
課長に促されて、椅子に腰掛ける。
あの日の夜のように、課長の目の前に足を差し出す。
「ストッキング・・・履き替えたのかい？」
やっぱり気づいてくれた。
うれしくて、頷いた。
課長はどう思ったのか分からないけど、まりあの足元に跪くと、
何だか高級なメロンを味わうかのように、まりあの足を抱え上げ、そっと口づけた。
あぁぁ・・・・。
切ない吐息がまりあの口から漏れる。
課長は楽しむように、いたぶるように、まりあの足を舐め回す。
くすぐったさと甘い快感がゾクゾクと駆け上がってくる。
「ふふっ・・・イヤンッ・・・・あんっ・・・」
そんなまりあの甘い嬌声に柏木課長も興奮をかき立てられてるみたい。
廊下を誰かが話しながら帰っていく。
聞かれちゃうかもしれないそんなドキドキも、すべてが甘い官能のスパイス。
課長に足を嬲られながら、官能の海流に飲み込まれていく。
まりあは柏木課長に恋をしている。
コメントの投稿
素敵…ですね。
ほのかに匂い立つようなエロティシズム…また続きを待たせていただきます…
ほのかに匂い立つようなエロティシズム…また続きを待たせていただきます…
ありがとうございます。
最高の褒め言葉をいただきました。
今後の励みにさせていただきますね。
今後の励みにさせていただきますね。
レスありがとうございます
http://blog13.fc2.com/image/icon/e/770.gif" alt="" width="14" height="15" class="emoji">プロフ写真も変わりましたねhttp://blog13.fc2.com/image/icon/e/446.gif" alt="" width="14" height="15" class="emoji">綺麗な脚と淫らな中心部に僕も吸い着きたいですね…http://blog13.fc2.com/image/icon/e/414.gif" alt="" width="14" height="15" class="emoji">段々と暑くなりますが、お身体に気を付けて素敵な夏をお過ごし下さいhttp://blog13.fc2.com/image/icon/e/44.gif" alt="" width="14" height="15" class="emoji">
