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M


本当のことかもしれないし、全くの作り事かもしれない。

そんなどこかの誰かのお話。





















「もしかして、イッたの?」
幾分冷ややかな声が降り注ぐ。
あたしは、乱れる息を整えながら、そっとあなたを伺い見る。
冷たい視線があたしを刺す。
「キスしかしてないのに?」
あなたの声は冷え冷えと響く。
「・・・・は、い。」
あたしはあなたにキスされて、あなたの舌で唇を舐め回されて、
そして・・・・イッてしまった。
いつからか、あたしの身体はこんなにイヤらしくなってしまった。
あたしのアソコはもう濡れ濡れで、あなたのモノを欲しがっている。
「そう。・・・そんなに気持ちいいんだ?俺の・・・・キスは。」
あたしはあなたの冷めた目線が怖くて、コクコクと何度も頷いた。
ふっと、あなたの表情が和らぎ、笑顔になる。
「じゃあ、こんなコトしたら?」
あなたの笑顔にほっとしたのもつかの間。
あなたの手はあたしの大きな右の乳房をギュッと掴んだ。
「あっ・・・・んんっ・・・・」
ビクッとしたのは、いきなりだったから。
掴まれて痛かったのはほんの一瞬。
すぐに甘い快感が広がる。
「あぁっ・・・」
あたしは身体を捩るようにして快感に耐える。
「こんなのが気持ちいいの?」
またしてもあなたの声は冷ややかになる。冷ややかでそしてとてもセクシーだ。
あたしはあなたの声に感じる。あなたの冷ややかさにも。
「んくっ・・・はぁぁっあぁぁっ・・・」
あなたの手の動きは少しずつ激しさを無くしていく。
あたしの右の乳房から快感は全身に広がっていく。
そしてあたしはだんだん我慢できなくなって、身体をくねらせ、あなたの手から与えられる快感に
頭の中が真っ白になる・・・・。
「あっ、いいっ・・・あっあっあっあっあぁぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁっぁぁっぁぁぁっぁ」
あたしの身体からふっと力が抜けて、あたしが崩れそうになるのを
あなたは優しく抱き留める。
「また、イッたの?」
優しさを帯びた声音。
ぼんやりと快感にしびれる頭であなたを見上げ、小さく頷いた。
「はっきり言ってごらん。『あたしはおっぱいを揉まれてイキました』って。」
「あ・・・」
まだ快感にぼうっとなっているあたしは、恥ずかしさも相まって言葉を無くす。
「ちゃんと言えないと、お仕置きだよ。」
あなたの表情がふと硬くなる。
『お仕置き』と言われて、あたしの身体は熱くなる。
それはあなたに敏感に伝わって、あなたはあたしの顎をグイッと持ち上げた。
「ダメだな、お仕置きって言われて、感じてるなんて。・・・はしたない子だ。」
あなたに軽蔑されたようであたしは恥ずかしくなって、目を伏せた。
「ちゃんと俺を見て。ほら、『こんなはしたないあたしを許してください』って言ってご覧?」
あなたはあたしを責め続ける。
あたしは身体全体をピンクに染めながら、その責めに耐える。
「言えないの?」
あなたがほんの少し優しくなる。
「・・・そんなにお仕置きして欲しいんだ。」
あたしが答えられずにいると、あなたはそう断定した。
そして・・・。
赤い首輪。
赤いロープ。
あたしの身体の奥から熱い蜜がドロリと溶け出す。
見せられただけで、息が弾み、目が欲情に濡れる。
「イヤらしい顔だ。」
あなたはあたしの首に輪をかける。
それからあたしの素肌に真っ赤なロープを這わせる。
着ているものを脱がされながら、あたしの身体はピンクから赤へと染まっていく。
あなたはわざとショーツを脱がせない。
赤いロープがあたしの胸から腹へそして下腹部へと下りていく。
「こんなに濡らして・・・。ロープもすぐにグチョグチョになるね。」
あなたはショーツの上からあたしの大事な蜜壺をロープで塞いだ。
「あっはぁぁぁぁっ」
僅かなロープの刺激であたしはイキそうになった。
でも。
お仕置きだから、イッてはイケナイ・・・・。
あぁぁ、でもっ・・・・
あたしはあなたに気付かれないようにそっと腰を揺らして、
もっとロープの刺激を受けようとしてみた。
ロープにわざと作られた結び目があたしの花芯に擦れる。
「あんっ、あんっ、んんっ・・・・あぁっ・・・いっ・・・あはぁぁぁぁ」
ほんの少しのつもりだったのに、もう止められない。
あなたに見られているのもわかっているのに、あたしは止められなかった。
「イヤらしい・・・自分で擦りつけて・・・・俺が見てるのに・・・・」
あなたの冷ややかな視線を興奮が彩る。
あたしは自分のこのはしたない行為があなたを欲情させていると知って、さらに興奮する。
「あっあぁぁっ、んっ、いいっ、いいっ・・・・あぁぁぁっ・・・・」
イキそうになったその時、あなたの声があたしを突き放す。
「まだダメだよ。」
「あっ・・・」
あたしは急激に登り詰めようとした身体を無理矢理に引き戻す。
「うっうぅっ・・・」
「いい子だ」
あなたはそう言って、あたしの乳首を抓った。
「あっ、あぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ」
その刺激に耐えられなくて、あたしはイッた。
「俺は許可してないよ。」
あなたはまたしても冷ややかな声で呟く。
あたしは小さな声で息を切らしながら、ごめんなさいと繰り返した。
「そんなにお仕置きがいいんだね。」
あなたはあたしを俯せにすると、おしりを高く上げさせた。
あたしはロープで拘束されて、自由の利かない身体を少しでも捩って、
こんな恥ずかしい格好から逃れようとした。
「ふふふ。いい格好だよ。動いちゃダメだからね。」
あなたが今日初めて、笑って見せた。
あなたのその声に、身体がとろけそうになる。
あたしのだらしない蜜壺は、ヒクヒクと息づいて、熱い蜜を吐き続けた。
「イヤらしい匂いがここまで漂ってくるよ。」
あなたはあたしの頭を撫でた。
「いい子だね。」
そして次の瞬間。
パチンッ
「あぅっ・・・・」
乾いた音が部屋中に響いた。
あたしの尻頬に熱が生まれた。
「イイ声だね。」
あなたはまたあたしの尻を打った。
パチンッ
「あぁぁっ・・・」
パチンッ、パチンッ、パチンッ、パチンッ・・・
静かな部屋に乾いた音とあたしの湿り気を帯びた喘ぎ声が広がった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
あなたはあたしを打つ手を止めて、あたしの一番熱くなった部分にそっと唇を寄せた。
「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」
ただあなたに吸われただけなのに、あたしは頭の中を真っ白にしながら、絶頂に達した。








続きがあるかも・・・しれません。

テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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こんにちは。

これ…大好きですね…。
激しい行為も勿論大好きですが、こういったジワジワとなぶるような愛し方も大好きです。
豪華な、お洒落なレストランとかで、ドレスアップして…そんなシチュエーションで会話だけでイカせるのがみつぞうの儚い夢でもあります(^-^)
では寒くなりますが、お元気で。
プロフィール

まりあ

  • Author:まりあ
  • 普段はごく普通のOLですが、
    夜はエロ小説家気取りのまりあです。
    なかなか更新できないのですが、
    楽しんで書いていこうと思います。

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