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いつかどこかで~奪われた理性


翌日のことでした。
まりあは前の日に比べて気分もよく、
体調は快方に向かっているようでした。





翌日のことでした。
まりあは前の日に比べて気分もよく、
体調は快方に向かっているようでした。

「まりあ、今日は黙ってシャワーに入っちゃダメだぞ。」
兄がまりあのベッドの脇に座って言いました。
「ごめんなさい、お兄ちゃん。」
「入りたかったら・・・・お兄ちゃんが・・・入れてやるよ。」
そう言って、兄はまりあの頭を撫でました。
「・・・うん。」
まりあは何故だか、素直に頷いていました。
「でも・・・今日は、我慢する。・・・きっと明日はもっとよくなるから。」
「そうか。」
兄は少し残念そうに見えました。
「じゃあ、お兄ちゃんが、・・・身体を拭いてやるよ。」
よし、そうしよう・・・兄は独り言のように呟いて、
まりあの部屋を出て行きました。
しばらくすると、お湯を張った洗面器とタオルを持って戻ってきました。
「さ、服を脱いでご覧。」
兄が言いました。
「でも・・・」
「身体、汗かいて、気持ち悪いだろう?」
「・・・・うん」
まりあは兄に言われるがままパジャマを脱ぎました。
兄に背を向けて。
胸を隠すようにして。
ince-s047.jpg


兄は、タオルを熱いお湯に浸して、固く絞り、
まりあの背中に当てました。
「んっ・・・っつう・・・」
「ごめんっ、まりあっ、大丈夫か?」
兄が慌てたようにタオルを外しました。
「うん。大丈夫、ちょっとびっくりしただけ。」
「そっか。・・・」
それだけ言うと兄はまた黙ってしまいました。
兄は優しくまりあの背中を拭いていきます。
お湯の少し熱い感触が汗ばんだ身体をさわやかにしてくれました。
「次は、前を拭いてやるよ。」
兄が言いました。
「・・・い、いいよっ、後は自分でやるから・・・」
まりあは、身体の奥に小さな疼きを感じながら、そう答えました。
「イヤ、・・・お湯が熱いから、・・・俺が・・・・やってやる・・・」
兄の声はどこか緊張して、少し掠れているようでした。
そしてまた黙り込むと、タオルをお湯に浸し、絞り始めました。
「・・・まりあ・・・」
兄が背中からまりあを抱きかかえるようにして、タオルをまりあの胸に当てました。
まりあは抑えていたパジャマをするりと落とすと、両腕をダランと下げました。
兄の手が、そっとタオルを動かします。
「・・・っ・・・ぁ・・・」
タオルの生地がまりあのまだ誰にも触らせたことのない乳首をそっと擦るたびに、
奇妙な感覚が身体を襲いました。
「・・・痛くないか・・・・?」
兄が耳元で囁きました。
まりあは、声を出さずにただ、頷きました。
兄のタオルは、まりあの乳首の周囲をそっと擦っています。
「・っ・・・ぁ・・んっ・・・・」
声を出さないように我慢していても、どうしても息が荒くなります。
兄もハァハァと少し荒い息を繰り返していました。
次の瞬間、ハラリとタオルが落ち、兄の大きな手が直接、まりあの胸を包んでいました。
ince2-s002.jpg


「おにい・・・」
「まりあ・・・」
兄がまりあに覆い被さってきました。
そしてそのまま、まりあの唇は兄に奪われてしまったのです。
「んっんんっ・・」
まりあは逃れようとしました。でも兄の力は強く、まりあは押さえつけられたままでした。
兄の手が動きました。
まりあのタオルで敏感になった乳首を指先でそっと転がすように撫でています。
痛いほどの快感がまりあを襲いました。
身体がビクビクと跳ねました。
兄はまりあの口を自分の唇で塞いだまま、乳首を触っていた指を移動させました。
まりあのパジャマのズボンの中に入り込んできます。
ダメッ・・・
しきりに身体を動かし、兄から逃れようとしますが、逃れられません。
兄の指はまりあのショーツの中へも入り込み、
ついにまだ誰にも触らせたことのないまりあのクレバスに到着しました。
「んっ、んんっ・・んっ・・・」
初めてのことでしたが、まりあのソコはもう愛蜜を吐き出して濡れていました。
ようやく兄がまりあの口を離しました。
「気持ちいいのか?」
兄が驚いたような表情で、でも興奮した口調で言いました。
まりあは何も答えませんでした。
「もっと、触ってもいいか?」
兄が言いました。
「・・・・ダメだよ・・・・」
ようやくそれだけ言いました。でも、それが聞き入れられないことも分かっていました。
兄はまりあが何を言ってもきっと離さなかったと思います。
兄の指の動きがだんだんと滑らかになってきました。
「あっ、アァァッ、イヤッ、お兄ちゃんッ、ヤメ、ヤメッ・・あぁぁぁっ・・・」
兄の指はまりあの花芯を捉えていました。
そしてまりあは、幼いエクスタシーに達してしまったのでした。
ince-s063.jpg


初めての経験でした。
兄は興奮し、さらなる陵辱をまりあに重ねようとしました。

その時。
『ただいまぁ。』
母の声でした。
熱の下がらないまりあを心配して、仕事を早めに切り上げて帰ってきたのでした。
兄は驚いたようにまりあから離れると、
まりあにパジャマをぱっと掛け、部屋を出て行きました。

その日以来、まりあは兄を意識せざるを得なくなったのです。



テーマ : 女が書く、官能小説
ジャンル : アダルト

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