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見せたがる女~堕ちていく理性と昇り来る快楽


洋子はいつものように部屋の掃除をしていた。
寝室の窓からは、まりあの住む洋館が見える。
あの窓からあの人の姿が見えたのはいつだったかしら・・・・?
そう思いながら、部屋を見上げる。





あの時・・・・。
思い出すだけで洋子は身体の奥が痺れたように熱くなるのを感じた。
初めて自慰に耽ったあの日。
洋子はあの日以来、時々、自分で自分を慰めることを覚えていた。
いつかはまりあのように大胆に・・・
啓一を組み敷いてみたいと思うのだった。
そう言えば・・・最近、ちょっと激しくなったみたい・・・
このところ、啓一が洋子を求める頻度が高くなっていた。
しかも、毎回激しく洋子を責める。
以前は垣間見ることもなかった激しさ。
それはSMの部類にはいるのに違いない。
尻を叩かれたり、恥ずかしい言葉を口にさせられたり。
イヤだわ・・・
洋子は先日の夫との交わりを思い浮かべて、また疼きが強くなったのを感じた。
アンッ・・・ダメッ・・・
洋子は寝室のカーテンを閉ざすと、ベッドに横になった。
最近、夫との交わりが多いために、あまり使われなくなったベッド。
子供の啓太に勘付かれては行けないと、わざわざ今は使わない客間に床を延べていた。
ベッドの上で、そっとシャツを捲り、スカートをまくる。
右手はショーツの中へ潜り込み、先ほどから濡れそぼっているクレバスを撫でた。
「アンッ・・アァッ・・・」
夜の交わりでは出すことのない、思いの外大きな喘ぎ声が溢れ出した。
「あぁ、あなたッ・・・アァッ、ソコッ・・・」
左手で自分の乳首をつまみ上げながら、右手の人差し指と中指で蜜壺をグチュグチュとかき混ぜた。
20060324082810.jpg


左の親指でクリトリスをクリクリとこね回す。
「アフッ・・ウゥッ・・アンッ、アァッ、アァッ、アァッ・・・・」
洋子は腰を大きくそらせると、飛沫を飛び散らせながら、絶頂を迎えた。
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・
息を整えながら、呆然とベッドに身体を横たえた。
その時。
ピンポーン
玄関に、誰かが訪れた音。
ビクッと身体を起こし、慌てて身支度を調えた。
「はぁい。」
玄関の扉を開けると、そこには、華やかに微笑むまりあが立っていた。
「こんにちは。・・・少し、おじゃましても・・・?」
まりあが微笑むと、洋子はそれを拒絶できない気分になっていた。
「どうぞ。」

リビングルームで、洋子はまりあに紅茶を出した。
「お気遣いなく。」
まりあは悠然と微笑む。
そして持ってきた包みを洋子の前に差し出した。
「いつも、いただいてばかりなので。」
「そんな・・・別にたいしたものでもないから。」
洋子は改めてまりあをじっくりと見た。
端整な顔立ちは美しいと言ってもいいだろう。
そして、女の自分が見ても触れてみたいと思うような大きな乳房。
細くくびれた腰。
その下にある丸い尻。
肉付きの良い太腿は、近頃の女性にしては珍しいかもしれない。
しかし、ただ細く緊張感のない足よりも、引き締まり張りつめた足は数倍も美しいモノだ。
そして男たちはそういう足を好む。
「こちらは、ご主人に。それからこれは・・・啓太くん、でしたかしら。・・・そしてこれが、奥様に。」
まりあはまた微笑んだ。
その瞬間、ゾクゾクと洋子の官能が刺激された。
さっきまで感じていた快感が蘇ってきた気がした。
「では、これで。」
「あ、あの・・・」
「奥様、ひとりでご覧になってくださいね。」
まりあはそう言うと、洋子の家を後にした。

何かしら・・・。
洋子は再び寝室に向かうと、洋子に、といわれた包みをガサガサと開けた。
箱が現れ、ふたを開けると、洋子は言葉を失った。
クラクラとめまいを起こしそうになるのを辛うじて抑えると、
ソレを手に取った。
こんなの・・・
ゴクリ。
思わず、生唾を飲んだ。
まりあに対する嫌悪感などなかった。
それよりも、この本物そっくりのディルドの感触を味わいたいという好奇心の方が勝っていた。
洋子はベッドにバスタオルを敷き、着ているものを脱いだ。
子供を一人産んだにしては、スタイルは良い方だと自分でも思っていた。
まりあさんにはかなわないけど・・・。
ディルドと共に入っていたローションをたっぷりと塗りつける。
自分の股間にもローションを垂らす。
ヒンヤリした感触に、消えかけていた快感が蘇ってきた。
手の中でグチョグチョとイヤらしい音を立てながら、ディルドをそっと自らの手で蜜壺にあてがう。
「うぅぅん・・・・」
グッと手に力を入れる。
グイグイと拡げられる感触と共に、ディルドが洋子の中へと進入してきた。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・・」
圧倒的な質量が洋子を満たした。
もう声を抑えることなど出来なかった。
vib2-a002.jpg


「あぁぁっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・・」
ディルドを奥へと進めるだけで、快感が洋子を襲った。
子宮の入り口まで深く自らを抉ると、洋子はディルドを押しつけたまま、自分で腰を振った。
「あぁ、いいっ、いいっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ・・・」
これまでにこんなに乱れたことはないほどに、洋子は感じた。
たかがおもちゃの張りぼてで、こんなに感じるなんて思いもしなかった。
身体中が熱くなっていた。
登り詰めても登り詰めても、洋子は何度も自らを責め立てた。
ぐったりとして、深く満足を味わったとき、外は夕闇が訪れていた。

はためくカーテンの向こう。
隣の洋館の一室からまりあがその様子を覗いていたことを洋子は気付かなかった。



テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

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非公開コメント

素敵です。
ミステリアスなテイスト。
どうしてあのようなものを・・・と思いつつも。
唐突な贈り物の効き目をかげで見つめる美女の神秘な微笑のなかに淫らな翳を思い描くのは、私だけでしょうか・・・
意図が秘められているあたり、かえってそそられるものを覚えます。^^

いいっ!…
素晴らしいです…
今後の展開に胸を熱くしております…

すこしネット落ちしていました。
ちょっと目を離している間に・・・
おぉぉぉぉ・・・!
すっかり模様替えなさっていたのですね。^^
少女のアンニュイな横顔、素敵です。♪

ありがとうございます。

お褒めの言葉、ありがとうございます。

>柏木さん
まりあの淫靡で邪悪な意図にお気づきになられました?
さて、今後、この一家はどうなっていくのでしょうね?うふふ♪

>みつぞうさん
今後の展開・・・期待されるとなかなか難しいものがありそうですが。
ご期待に添えますかどうか。
また、おいでくださいませ。
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