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メリークリスマス♪~女医まりあ当直の夜に見た幻


はぁ。
まりあはため息をついた。
真夜中の当直室。
クリスマスイブだというのに、仕事だなんて、ついてないわ。
はぁ。
窓の外を眺めながら、今日何度目だかもう分からないため息をついた。
だいたい、本当なら今日は休みのはずだったのに。
院長の気まぐれで、急にまりあに当直が回ってきた。
どうせ何も予定はないんだろう。ですって。
セクハラもいいところだわ。
はぁ。
もちろん、予定なんかなかったけど。
当たっているだけに悔しい。






その時、当直室の電話が鳴った。
「先生、具合の悪い患者さんが来てます。」
はいはい。
まりあは白衣を羽織ると、聴診器を手に当直室を出た。
寒ッ
廊下は冷え冷えとしていた。
外来の診察室に降りていくと、そこはしんと静まりかえっていて、
少し不気味だった。
診察室の一角にほのかに明かりが点っていた。
「ここかしら。」
ガチャ。
部屋にはいると、中はぬくもりに溢れていた。
「こんばんは。」
ベッドに横になっている人物に声をかけた。
「どうなさいました?」
まりあは看護婦がいないことを少し不思議に思ったが、
さっさと仕事を終わらせたい気持ちもあって、一人で診察を開始した。
「ちょっと疲れたんだと思うんです。」
顔を上げた風貌は思いの外若く、まりあは少し驚いた。
「じゃあ、ちょっと診察をします。」
そう言って、かぶっていた布団をはぐと、その男は赤い服を着ていた。
「・・・サンタ、クロース・・・?」
男は曖昧に微笑んだ。
学生のバイトかしら?
まりあはそう思い、服を脱がせた。
胸の筋肉はほどよく盛り上がり、逞しかった。
少しドキドキしながら、まりあはその胸に聴診器を当てた。
ドクドクと鼓動がやや早かったのは、
まりあの鼓動だったのか。。。

「たいしたことはなさそうね。」
「はい。」
男は素直に言った。
「点滴をしましょうか?」
まりあはそのまま男を帰してしまいたくなくて、そう言った。
「お願いします。」
今度もまた、男は素直に言った。
「じゃあ、準備をしてくるわ。」
まりあは一旦診察室から出た。
ここでも看護婦がいないことを不思議に思ったが、
もうそんなことはどうでも良くなっていた。
一人で、点滴の準備をし、診察室に戻った。
男は目を閉じて、どうやら眠ったようだった。
「ねえ、ちょっと・・・。」
眠ったままの病人に、いきなり点滴をするわけにも行かず、
少し躊躇した。
男は、さっきまりあが服を脱がせたままの格好で、スヤスヤと眠っているようだった。
じっと男を見ていると、
まりあはどうしても触れたくなってしまい、
男の胸にそっと手を伸ばした。
男は起きる素振りすら見せず、まりあはだんだんと大胆になっていった。
そっと素肌の上で指を滑らせる。
滑らかな肌は触れていて心地よく、またまりあの官能をも刺激する。
男がいつまで経っても目覚めないので、
まりあは次第に大胆になっていった。
滑らせる指にほんの少し力を込めて、男の乳首を弄ってみる。
「はぅっ」
男が少しだけ、唇を開き、吐息をついた。
ビクッ・・・
まりあは慌てて手を引っ込めた。
男はそれ以上動かなかった。
まりあは、さらなる誘惑に勝てずに、男の肌に直接唇を付けた。
男の甘い肌を味わい始めると、まりあの理性が少しずつはがれ落ちていくのに
そう時間はかからなかった。
「んんっ、んはっ・・・んふっ・・・」
まりあは徐々に舐める範囲を拡げ、男の赤いズボンの上から
男のモノを味わい始めた。
あぁ、ダメ、こんなこと・・・・
まりあの頭のどこかでそんな声が響いた。
しかしまりあは止められなかった。
男は気付いていないのか、身じろぎ一つしなかった。
だが完全に意識がないわけではなさそうだった。
男のモノはまりあの愛撫によって徐々に目覚め、
今やすっかり当初の様子とは様変わりしていた。
まりあは、男が目覚めないのをイイコトに、ズボンまで下ろし、
男の勃ち上がったモノを両手で掴んで、口に含んだ。
それだけでは物足りず、ついに自分のショーツを脱いで、
男の上へと跨った。
あぁ、こんなところを誰かに見られたら・・・・
そう思うだけで、まりあの蜜壺からはさらに淫液が溢れ出すのだった。

まりあは自らの指で男を導くと、ゆっくりと腰を沈めた。
「あぁ、あぁぁぁ、あぁぁぁぁぁ・・・」
院長がいけないのよ、
イブの夜に、わたしに当直なんてさせるから・・・
まりあは頭の中で自分に当直を言いつけた院長を責めながら、
男の上で軽やかに踊っていた。
「あんっ、あんっ、んんっ・・・・あぁっ・・・いっ・・・あはぁぁぁぁ」
まりあは何度も何度も登り詰めた。
男は目覚めなかった。

何度目かの絶頂の後、まりあはすっかり満足してしまい、身体を男に預けた。
そのまま眠りに落ちたのか、意識を失ってしまった。

気がつくと、外は白々と明るかった。
もちろんではあるが、すでに男の姿はなく、
まりあは外来診察室のベッドの上に横になっていた。
「・・・夢・・・?・・・なワケ、ないわよね・・・」
だけど、男の姿は跡形もなく、情事の痕跡も残っていなかった。
素知らぬ振りで看護婦に、夜中にやってきた患者のことを尋ねても、
誰も何も知らなかった。

診察室の窓の外に、誰かの足跡が残っていたことは、
誰にも内緒のお話・・・

テーマ : ((( 官能小説 )))
ジャンル : アダルト

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