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高層ホテルの窓から外を眺めていると
何だかもの悲しくなります。
わたしを一人にしないでください。
今日もエロはありません。
しかも短いです。
久しぶりにあなたと逢う夜。
緊張する。
ホテルの部屋。
一人でボーっとテレビを見ていた。
だけど、少しも頭には入らない。
身体中がただ、あなただけを待ち続けている。
ドアのノック。
駈け出したくなる気持ちを抑えて、ドアを開ける。
あなたの笑顔。
でも何だか素直に抱きつけない。
あなたを部屋に招き入れ、上着を脱ぐ手伝いをする。
ハンガーに掛けて、ソファに座り。
またテレビに視線を向けた。
何を話したらいいのか分からない。
視線を感じてあなたを見ると、あなたの目が
「おいで」と呼んでいる。
立ち上がり、あなたの傍へ。
あなたの顔が降りてきて、そっとキスをした。
合理的な空間ほど、そらぞらしいものなのかも。
都会の冷たい空気は、彼とのあいだをもよそよそしく隔てるものなのでしょうか。
よそよそしい空気は、都会の冷たい空気のせいではなく。
きっと、まりあの心が生み出したモノでしょう。
ただひたすらに寂しくて。
逢いたいのに逢えなくて。
心がどこかで凍り付いてしまっていたのかもしれません。
そしてその心を融かすことが出来るのは、
彼の優しい口づけだけなのです。
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遠距離って切ないですよね
側にいられるときはいつも触れていたいのに
<逢える>ことがわかっている
<待っている>時間の切なさ
そのどきどきを感じてしまいました
遠距離の切ない思いが伝わっていれば、幸いです。
逢えない時間、
二人の思いは高まっていくのに、
逢うととたんにどうして良いか分からなくて
不安になってしまうのです。
祥子さまも、そんなご経験をお持ちでしょうか。