スポンサーサイト
上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
夢のひと雫
時々更新が滞りがちですが、結構楽しみながらやってますので、皆さんが楽しんでくれたらうれしいです。
恋の終わり
Dreams come tureが好きです。
少し古いアルバムの曲なんですけど。
モチーフにしました。
エロはありません。ごめんなさい。
「ただいま留守にしております。発信音の後に・・・」
機械的な女性の声の後に、メッセージが入る。
「僕です。またかけるよ。」
あなたの声。
居留守使っちゃった・・・。ごめんね。
わたしらしくないね。
自嘲気味に笑いながら、留守録を巻き戻す。
たった10秒くらいのあなたの声。
何度聞いても、飽きることのない・・・。
その日は、唐突に訪れた。
「しばらく、逢わないでいよう。」
あなたが言った。
「どうして？・・・他に好きな人ができた？」
わたしはなるべく明るく尋ねた。
「そういうんじゃ、ないんだ。」
あなたは目を伏せた。
「わかったわ。・・・電話とかメールは？・・・してもいいの？」
「うん。」
家に戻り、自問自答する。
どうしてあなたは突然、あんなことを言い出したのか。
やっぱり他に好きな人が出来たんじゃないのか。
だけど。
わたしから「さよなら」する決心は付かない。
ほとんど逢うこともないまま、時は過ぎ、
電話とメールを交換する日々。
いつもわたしがメールして、
いつもわたしが電話した。
少しずつ、二人の思いの分量の比率が異なっていく・・・。
一時間後。
また、あなたから電話が来る。
携帯は電源を落とし、自宅の電話は留守電のまま。
あなたからの電話にはもう二度と出ない。
そう決心して丸二日。
二日前、あなたと話したときに、自分で決めた。
でも、やっぱりあなたには言い出せなかった。
だから。
せめてあなたからの電話に出ないことで、
潔く別れようと思った。
ねぇ、あなた。気付かなかった？
わたし今まで一度も「さよなら」って言ったことなかったでしょ？
電話でも、デートの時でも。
それなのに、この前の電話で、わたし初めて、
あなたに「さよなら」って言ったの。
あなたの笑顔を思い出しながら。
あなたの広い背中、左腕の傷、肩のほくろ・・・。
古い指輪と錫の腕時計。
あなたのことは何でも思い出せる。
こんなに好き、こんなに愛しているのに・・・。
これから、もう二度と、恋をしなければ・・・
あなたへのこの思いは永遠になるのだろうか・・・
柔らかい声、優しい話し方。
留守録を繰り返し聞きながら、
そんなあなたを愛していたと思う。
涙が・・・・止まらない・・・・
コメントの投稿
どういうわけか。
えろのないまりあさんの文章って、
どうしてこうも人をひきつける力をもっているのでしょう？
ひたと見つめるいちずな瞳。
切実にはりつめた緊張感。
それがかえって心地よく、胸の奥を浸していくような・・・
すごく古い歌ですが。
お話をよんでいてつい、思い出したので。
歌詞、ちょっとちがっているかもしれないですが・・・
泣きながら電話をかければ ばかなやつだとなだめてくれる
眠りたくない気分の夜は 物語をはなしてくれる
とてもわがままな私に とてもあのひとは優しい
たぶん周りの誰よりも とてもあのひとは優しい
恋人がいます 恋人がいます 心のページにつづりたい
・・・
私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏
電話してるのは私だけ あのひとからくることはない
～中島みゆき しあわせ芝居より～
えろのないまりあさんの文章って、
どうしてこうも人をひきつける力をもっているのでしょう？
ひたと見つめるいちずな瞳。
切実にはりつめた緊張感。
それがかえって心地よく、胸の奥を浸していくような・・・
すごく古い歌ですが。
お話をよんでいてつい、思い出したので。
歌詞、ちょっとちがっているかもしれないですが・・・
泣きながら電話をかければ ばかなやつだとなだめてくれる
眠りたくない気分の夜は 物語をはなしてくれる
とてもわがままな私に とてもあのひとは優しい
たぶん周りの誰よりも とてもあのひとは優しい
恋人がいます 恋人がいます 心のページにつづりたい
・・・
私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏
電話してるのは私だけ あのひとからくることはない
～中島みゆき しあわせ芝居より～
ほんの少し。
寂しくなったので。
そう言えば、恋の終わりはこんな感じだなって。
みなさんの恋の終わりのお話。
聞きたいです。
寂しくなったので。
そう言えば、恋の終わりはこんな感じだなって。
みなさんの恋の終わりのお話。
聞きたいです。
