夢のひと雫　淫夢

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淫夢

夢を見た。。。淫らな夢。。。
あれは、誰だろう？

多分、まりあが今までで一番愛していたあの人。。。別れてもう、ずいぶん経つのに忘れられないあの人。。。
あの人は夢の中でも優しかった。
まりあが夢中になったあの笑顔で、繊細なあの指でまりあを歓喜に導いた。
夢の中で、まりあはあの人の腕に抱かれていた。

あの人はまりあを抱きかかえ、まりあの唇を奪った。
あの人の唇はまりあの顔を這い回り、あの人の指はまりあの乳房をゆっくりと撫で回した。
まりあの口が半開きになり、そこから小さな吐息が漏れた。
あの人はその吐息を耳に受け、
まりあの髪に口づけながら
固く膨張させた自身をまりあの下腹部に押し当てた。
あの人の指はまりあの乳首を捕らえ、指先で転がした。
まりあの口からハッキリと歓喜の声が零れた。。。
「まりあ。はぁぁ。。。」
あの人が囁く。
あの人の指がまりあの肌を滑り降りていく。
そしてあの人の唇もまりあの首すじから肩へ、そして胸へと移動していく。
まりあはあの人の頭をかき抱き、あの人の唇がまりあの敏感な乳房を凌辱する。
「あぁぁぁ。。」
あの人の指はまりあの下腹部へと到達していた。
あの人の指が優しくヘアをなぞる。
そしてそっとクレバスを人さし指が辿り。。。
そこはすでに濡れそぼっていた。
あの人の指が「くちゅ。。。。」と音をたてて
まりあの割れ目に潜り込んだ。
「あぁん。。。。」
まりあの口から甘い喘ぎ声が溢れた。
それに合わせて、彼の舌がまりあの乳首を口撃し始める。
まりあの秘壷からは次々と淫液が溢れだしてくる。
彼の指はそっと埋められたまま、動かない。
まりあの腰が浮き、快感に悶えはじめる。
埋もれたままのあの人の指がまりあの腰の動きでくちゅくちゅといやらしい音をたてた。
あの人の指は動かない。
まりあはだんだんとより強いハッキリした快感が欲しくなっていった。
そして自分で自分の腰を浮かせ、
あの人の指にまりあ自身の快感の源となる尖りを押し付けていった。
あの人の指にはなかなか届かない。
掠めるような動きで核心は捕らえない。
もどかしさと快感にまりあの身体は熱くなっていった。
｢あぁん。。。。ねぇ。。。。おねがぁい。。。」
はしたなくもあの人に懇願する。
お願い。触って。まりあをもっと気持ち良くして。。。。
あの人はふと顔をあげるとまりあの瞳を見つめた。一瞬。。。そして。。。。
あの人の指が巧みに動き始めた。
「あぁっ、あぁっ、あぁっ。。。」
まりあはたちまち翻弄される。あの人の指の動きに、あの人の舌の動きに。。。。
「あぁっ、あぁっ、あぁっ。。。。だめっ。。。。。あっ。。。。あぁぁぁ。。。。いっちゃうぅぅぅぅ」
まりあの快感が頂点を迎えそうになった時、あの人はそっと指をどけた。
「あぁぁぁ」
まりあの中に物足りなさだけが残る。。。。
そして次の瞬間にはもっとあの人が欲しくなっていた。
「いや。。。。。お願い。。。。もっと。。。。して。。。。」
あの人の前ではまりあは何もできない。あの人の愛撫を待ち望む以外は。。。。
あの人は優しく微笑み、そしてまりあに激しくキスをした。
まりあの口中に自らの舌を潜り込ませ、まりあの舌を追い求め、激しく絡ませる。
あの人の足はまりあの股間に差し入れられ、
まりあの濡れた部分を押し上げるように刺激する。
まりあは両腕をあの人に絡ませ、足を広げる。
あの人は、まりあの間に入り、
猛り立ったモノをそのままの姿勢でまりあの入り口へそっと押し当てた。
あの人のモノが宛てがわれ、まりあは自分で腰を振り、
あの人のモノをまりあの中に埋めた。
あの人は動かない。
まりあはあの人に組み敷かれ、唇を吸われたまま、腰を動かし、快楽をむさぼっていた。
あの人が身体を入れ替え、まりあを上に乗せた。
まりあは彼の身体の上で、激しく動いた。
腰を上下に、前後に、左右に。。。
激しく動かし、快感をむさぼった。あの人の指がまりあの乳首を撫でる。
もう片方の手であの人はまりあの股間の痼りを潰すように撫でた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。」
まりあの中に爆発が生じて、目の前が一瞬白く光った。。。。。

その次の瞬間、あの人は消え、まりあの中に燻るような快感だけが残って、
まりあは眼を醒ました。
せつなさと空しさと、不思議にリアルな感覚だけがまりあの身体を取り巻いていた。。。。

テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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