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Letters from the South Island~第6日目


隣の部屋の男とは、結局、何もないまま、終わってしまった。
別に残念に思うわけではないけれど、
せっかくの南の島の開放的な空間で、
たくさん淫らなことをしてみたいと思うのは自然の成り行き。






今日は朝から、買い物三昧だった。
だって明日は帰国の日、だから。
彼と一緒に、途中からは彼がもう付き合いきれないって言うから一人で。
デューティーフリーショップで、欲しかったブランドのバッグや靴を眺めてた。

そうしてほぼ丸一日使って、買い物を楽しんだあと。
ホテルに戻ると。
彼がホテルのプールサイドで隣の部屋のカップルと楽しげに話していた。

「おい、まりあ。」
彼が呼ぶ。
「なぁに?」
まりあが近づいていくと、隣の部屋の男がねっとりとした視線でまりあを見る。
そんな男の視線に、彼女は気づいているのかいないのか。
「お隣さんだ、今夜一緒に食事しないかって。」
「あら、そうなの?・・・わたしはいいわよ。」
「よし、決まりだ。」
中華が食べたかったんですよぉ・・・若い彼女は無邪気に笑う。
男の視線は欲情したまま、まりあの身体をナメ続ける。
「わたし、ちょっとシャワーを浴びてくるわ。」
男の視線に居心地の悪さを感じて、まりあが席を立った。
彼はまりあを見送ると、また若い彼女と何か笑いながら話している。
彼のサービス精神旺盛なのはいつものことだ。
別にもう気にもしなくなった。

部屋のドアを開ける。
まりあが部屋の中へ身体を滑り込ませた瞬間、
後ろから押されるように誰かが入ってきた。
「きゃっ」
思わず身体を硬くする。
「僕だよ。」
隣の部屋の男だった。
「ついて来ちゃった。」
「・・・」
「昨日の続きをしたくて。」

男はまりあを抱き寄せると、唇を吸った。
舌でまりあの唇を割るとまりあの口中を抉るように探った。
「んんっ・・・・」
まりあは息苦しさに男をはねのけようとするが、
男の力は緩まない。
まりあの足を割って自分の身体を滑り込ませると、
右手でまりあの太腿を撫で上げた。
「んっ・・・んはっ・・・」
まりあの抵抗が緩んだとみて、男は唇を離した。
「あなたのことを思うと、堪らなくなったんだ。」
男はまりあのショーツに手をかけると、一気に引き下ろした。
まりあを壁に押し付けたまま、自分の腰をまりあに押し当てる。
短パンの上からもはっきり分かるほどに男の怒張は猛っていた。
「このまま犯したいな。」
男は自分の欲棒を押し出すと、まりあの秘裂に押し当てた。
「ダメよ・・・。」
口では拒絶しながらも、まりあのソコはすでに溢れ出していた。
男の強引さに官能の炎が燃え上がる。
「こんなに濡らしてるのに・・・信じられないな。」
男はニヤリと片方だけ口を歪めて笑うと、まりあの中に押し入った。
「んっ、あぁっ・・・・はぁぁぁぁっ・・・・」
ズグズグとまりあの淫穴は男を飲み込む。
壁にピンで留められていくような感覚がまりあをさらに欲情させた。
犯されている・・・・
そんなレイプまがいの状況。
いつ、彼が戻ってくるかもしれない状況。
まりあは次第に余裕がなくなっていく。

男はまりあのワンピースの広く開いた胸元をさらに拡げると、
大きな乳房に口を付け、そこに歯形が付くほど噛みついた。
「アゥッ痛いッ・・・」
まりあの声に満足げに笑うと、腰を激しく突き上げた。
「あんっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁぁ」
まりあの声はエクスタシーが近いことを告げていた。
ふいに男が動きを止める。
「・・・どうして・・・?」
まりあはイキそうでイケなかった不満を思わず口にした。
「もっと楽しくて、気持ちいいこと・・・・」
フフフと男は笑って、部屋を出て行った。

その夜。
彼はいつの間にか、隣の部屋のカップルと仲良くなっていて、
この南の島の最後の夜を4人で共に過ごしていた。
それぞれにカクテルを飲み、ほろ酔い気分になりながら、
おしゃべりを続ける4人。
彼は隣の彼女の方に腕をまわして、耳元で何か囁いている。
「いやぁだぁ・・・」
キャキャキャと笑う彼女の声は、まるで娼婦のような媚びを帯びていた。
へぇ・・・
まりあはそれをじっと見つめていた。
「気になる?」
男がまりあの腰に腕をまわしながら聞いた。
「別に。」
まりあは上目遣いに男を見た。
きっとその瞳は情欲に燃えているだろう。
「綺麗だね。」
男もまりあの身体を舐めるように見つめる。
身体の奥にしまい込んでいた欲望が再び燃え上がろうとしている。
男が彼にそっと目配せをした。
まりあが彼を見ると、唇を片方だけ歪めて彼が笑った。
それは、嫉妬をかみ殺した笑みなのか。

男に促され、まりあは自分たちの部屋に戻った。
昨日まで、彼と戯れていたベッドに今は見知らぬ男から押し倒される。
薄いワンピースの裾はハラリとめくれ、
白い太ももが露わになる。
その奥ではまりあの秘苑が甘い匂いを漂わせながら熱く息づいている。
男の指はせわしげにまりあの身体を這い回る。
午後に中途半端で終わっていた行為をすぐにでも取り戻そうとするかのように。
まりあの官能に瞬く間に火がついてそれは全身に燃え広がった。
「あんっ・・・あぁっ・・・あっ、あっ、あっ・・・」
男はまりあの首筋に自分の唇を押し当てると強く吸った。
「明日の朝、彼に見せつけよう。」
そういってうれしそうに笑う。
「あなたの彼女にも同じコトされてるのよ?」
少し意地悪な気持ちでそう言ってみる。
「それが燃えるんじゃないか。」
男は言うなり、まりあのショーツを乱暴にはぎ取った。
「あいつもあんたの男に責められてこんな風に濡らしているのかと思うと・・・」
男は自分の短パンを脱ぐと、固く天を衝いたような欲棒をまりあのソコに押し当てた。
「こんなになっちゃうんだなぁ。」
すこしおどけた口調でまりあの中に押し込んできた。
「んっ、んんっ・・・・あぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
いつの間にか、まりあも刺激されていたに違いない。
まりあを抱くときのように彼は、あの子を抱いているのかと思うと、
堪らない快感が身体の奥から溢れてきた。
20070908154247.jpg


そしてそれに合わせるように男の欲棒がまりあの肉道を擦りあげていく。
「イイッ、アッ、アァッ、イイッ、イイッ、・・・・・良すぎるッ、ダメッ、イッチャウゥゥゥゥゥ・・・」
登り詰めそうになると男は腰を引いた。
「イヤァン・・・」
ジンジンと熱い間隔だけが残されてまりあは男の方へ腰を蠢かした。
「もっともっと良くなろうよ。」
男はまりあを抱き起こすと、ベランダへと連れて出た。
「ほら、ここなら・・・」
隣の部屋から、あられもない嬌声が響いてくる。
『アンッ、アンッ、アンッ、イイッ、イイッ、・・もっと、もっと、もっとしてぇぇぇぇ・・・』
「あいつ、激しいんだ。・・・あんたも負けずに・・・啼かせてやるぜ。」
男はまりあの背中をベランダの手すりに預けると、
まりあの右足を持ち上げた。
そして自分の欲棒をまりあの中に打ち付けた。
「アァァッ、ンッ・・・・ンンッ・・・」
「ほら、声出せよ、もっと・・・・」
男はまりあの身体の奥を抉るように腰を突き上げる。
「だって・・・・」
まだまりあの中には理性や羞恥心が残っている。
「ヤツに聞かせてやったら、きっと喜ぶぜ。明日から・・・もっと激しい二人の関係になれるって。」
男がニヤリと笑った。
「ほらっ、啼けッ」
男が再び動き始めた。
「あっ、あっ、あぁっ・・・」
そうなのかしら、あのヒトは・・・他の男に責められているまりあを視たいのかしら・・・
明日からのあのヒトはもっと激しくなるのかしら・・・
そう思うと、まりあの身体の奥がさらに熱くなった。
「あぁぁぁ、いいっ、いいっ・・・・あんっ、あんっ、あんっ・・・」
知らず知らずのうちにまりあの声は大きく、高く変わっていった。
「アァァ、イイッ、イイッ、もっと・・・・あぁぁぁ、イイッ、イクッ、イクッ、イクッ・・・・」
「俺もだ・・・俺もイクッ・・・・」
「アァァァァ、イッチャウゥゥゥゥ、イクゥぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・」
まりあは大きく身体を仰け反らせると、高い声を放って絶頂を告げた。




テーマ : 女が書く官能小説
ジャンル : アダルト

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